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小林啓倫さんの投稿に「バイオガソリンで桶屋が儲かる?」というエントリがありましたが、バイオ燃料への注目が高まる中、世界中でかなりの状況変化が起こっているようです。
バイオ燃料の代表格はバイオガソリンで、ガソリンにトウモロコシやサトウキビなどから作られる燃料、バイオエタノールを混ぜたものです。ご存知の方も多いと思いますが、海外ではエタノール純度の高いエタノール車なるものもありますが、日本ではバイオエタノールとLPGの合成物をレギュラーガソリンに7%混入したものの試験販売が始まったところです。バイオエタノール分は3%で内容的にも試験的意味合いが強いと思います。どうも、法律上の制約等もあるようで、日本はどうしても後発に回る可能性があります。
海外では、かなり激しいビジネス展開が進んでいるようで、日経ビジネスに取り上げられた最近の海外報でも
2007年3月12日号『Wall Street Journal : バイオ燃料に投資熱』
クリーンテクノロジー社やスタンダードリニューアルエナジー社など、バイオ燃料関係の新興テクノロジー企業に対するVCの投資が活発化
2007年4月16日号『激変する農業ビジネス』
燃料需要でトウモロコシの需要が高まり、高値をつけ、農業復業する就労者や、ヘッジファンドの取引への参入、さらには「エネルギーX食糧」論争まで発生
など、短期間で大きなビジネスとして注目され、すでにトウモロコシや大豆は農作物というよりも資源としての扱いに近くなっているようです。
日本を考えると、そもそも大豆、トウモロコシともに(飼料用も含め)大きく海外に依存しています。そして、その一方でバイオ燃料が代替となる石油も海外に依存しています。
大きな流れとしては、石油からバイオ燃料へある程度のシフトが発生すると思いますし、その中で、農産物として、そしてバイオ燃料の原料としての穀物に関して、商社レベルでなく国家レベルでの対応を検討して、戦略的に動いていく必要があると考えます。あくまでも、自動車燃料、それも一部として考えれば、さほどのマグニチュードはありませんが、将来的には発電や工業燃料の領域でもある程度の活用が考えられると推測しますので、やはり軽く、小手先で考えるわけにもいきません。できれば世界的に技術面も含め、日本の底力を見せる領域でもあると思います。
技術的には以前から存在しているもの改良で、パラダイムシフトを起こすようなものではありませんが、経済的、政治的にはある程度の変革を起こす可能性のある変化ではありますので、予断は許されないと思います。
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