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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2007年8月8日

2007年8月9日の投稿

2007年8月10日 »

最近、プロジェクトマネジメント支援のためにスタッフィングするメンバーのキャリア(年次)が大きく二極化しているように思えてきております。

簡単に言うと、

超大規模でもなければPMが充分出来るくらいのシニアマネジャー、

あるいは、

PMO支援にしてもPMアドミにしてもチームリーダー補佐(または代行)を務める程度の若手に近い中堅コンサルタント。

このさらに中間層のコンサルタントのニーズが減り、しかも上述のどちらかに偏った支援メンバー投入依頼が想定以上に多くなってきました。

事象自体が忌々しきことと感じているわけではなく、自分でもこのような事態が年初に読みきれてなかったことに、己の未熟さと、事態の不思議さを痛感する日々です。

変な言い方になりますが、以前のエントリでも少し触れたように、私自身は「非常に高い」ので、通常であれば「お前に払う金なんてねーよ」と言われる方が普通だったのですが、・・・特に、特定1プロジェクトに、数名のシニアマネジャーを投入するようなケースだと、まさに「船頭多くして・・・」の状態になりかねないため、その仕切り屋として、私自身もお金をいただいて取り纏めをすることも少なくなくなりました・・・

船頭が多いと、危惧されることとして、

・それぞれの矜持が対峙して主導権争い的な議論が白熱するのでは?

・議論が白熱した結果、本来向かうべきでない方向に向かってしまうのでは?

・船頭以外の人達も、誰を仰いでいいのかわからなくなり混乱したり、

・派閥が複数誕生して、無駄なコミュニケーションやパワーゲームが発生しないか?

・・・などなど、心配事がたくさん出てきても不思議ではありませんが、少なくとも不肖が管理するプロジェクトではそれは起きていないし、全力を尽くしてそれを起こさせません。

重要なのは船頭達の思想やこだわりを理解し、それぞれの持ち場をはっきり定義してやり、且つそれらを相互に透明に共有させ、他者の責任範囲に口出しさせない事前のルール作りだと私は考えています。

最近プロジェクトが多様化し、人材不足で無理なスケジュールを無理な態勢でこなさなければならない環境下で、一人の「船頭」が窮地に陥っているとき、私は同じかさらに有能(なはずの)「船頭」クラスを必要数投入していきます。

一人一人の船頭に異なる矜持があります。

もちろん船頭毎に個性も得意領域も異なります。

場合によっては或るポジションやロールをこなせる船頭が複数存在する態勢になっていることもあります。

ですが、

自分の持ち場、「自分の『世界』は「ここですよ」と互いにきちんと合意形成すれば、「船頭多くして」船がヤマに上るようなことにはならないと考え、本来なら立派に一人で船頭を務めることができるシニアマネジャーを、必要に応じて複数名投入し、プロジェクトの火事場を消しとめ、あるいは余計な被害をくいとめるために燃やし尽くしていきます。

大事なことは、各「船頭」が定義された持ち場を周囲全員からリスペクトされ、そこに対しては全面的に周囲から信頼させることです。そして、各「船頭」が逆に自分の持ち場以外の領域に個々の判断で侵攻しないように見張ることです。

船頭がお互いうまく協調できれば、本来一人の船頭では無理と思われる規模や難易度のプロジェクトもなんとかできる可能性が高まります。

・・・ただ、「絶対成功する保証まではいたしかねます」・・・残念ながら。

或る日、一人の船頭が私にこう言いました。

「山に登る程度なら生き残る可能性もゼロじゃないけど、この案件だとダメな場合は宇宙に放り出される気がしますが!」

ううーっ。確かにそういうリスクはあるのかも。

私が愛する各「船頭」はいわゆる「All or Nothing」な環境下におかれているというプレッシャーはあると言うのです。

そう言われてしまうと、やはりその全体責任を負うべく、私自身も積極的に取り纏めに介入・奔走しなければならないことになる、というわけです・・・

(中途半端なオチになった気がします。スミマセンm(_ _)m

TORAPAPA

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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