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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2007年3月29日

2007年3月30日の投稿

2007年3月31日 »

先日弊社内でゴルフコンペをやりまして、珍しく準優勝(やったー!)・・・いや失礼、何を感じたかというと表題の点でして。

不肖はどうもドライバーが不安定。

ティーが少し高いだけでトップ打ったり引っ掛ける。少し低いとスライス。

15回のショットでまともに飛んだのは2回のみ。

ただ、今回調子が良かったのはセカンド以降。

ミドルアイアンはかなり絶好調に近かった。

5番と6番。多くのショットがティーショットミスを見事にリカバー。

アプローチとパットも良かった。18ホールで33パット。

3パットは2回だけ。1パットが3回。チップインも1回。

いつもダーツの話ばかりしてますが、コントロールショットはそのエントリの通り、絶好調だったなあ。

今回気分良く回れたせいでちょっとだけ周囲のプレーぶりを観察できたことがあって。

ゴルフも意外に戦略ゲーム(スポーツ)で、スコアの組み立てとかいろいろ考えてやってます。

で、周囲をみていて感心したんですが、いろんなタイプのプレイヤーがいるんですね。

残業も休日出勤も厭わない猪突猛進の戦略家。

目の前がでぇーっかい林でも逃げない。ほんのちょっとの木の隙間を狙ってチャレンジする。

あ、木にあたった。でもめげない。またチャレンジ。あ、また当たった・・・

彼はこれから「冒険王」と呼ぶことにしよう。

・・・冒険王は周囲を気にしない。ずんずん進んでいく(ちなみに早く歩くという意味ではなく、完璧なマイペースである)。

その果敢な挑戦には何の根拠も感じられないのだが、意外にもスコアはどんどん結果オーライで纏まっていく。

・・・お見事。これはそういうしかないなあ。これぞスーパーポジティブ。

決してでしゃばらず相手をたてる優しい「縁の下」タイプ。

アマチュアの不肖からみてもかなり「癖がある」スイング。

ユニーク。いや、変わっている。かなり変わってる・・・典型的な独学派。

苦手そうなショットが幾パターンかあり、その度に大叩き。練習してないんだろうなあ。

アドバイスしてあげたいが、あまりの「癖」度合いにとてもラウンド中には助言できない。

でもどんなにスコアが悪くても、決して悪態つかない。むしろ周囲を気遣っている。やっぱ優しいんだなあ。・・・性格の根本がきっとそうなんだろう。

きっと自分が大叩きしているから敏感に空気を読んでるんだろうなあ。意外に一緒に回っていても不快感がない。不思議。

相手を気遣いつつ常に周囲の良きお手本であろうとする「兄貴」肌。

普段から緻密で丁寧に戦略をたて、それを戦術に展開し、こつこつポイントを稼いでいく堅実で繊細なタイプ。

あ、「冒険王」が果敢にも挑戦してきたぞ。・・・そりゃあ、受けて立つよな、やっぱり。

・・・あ、でも想像以上に冒険王の「猪突」に翻弄されてる。

今回のコンペで一番のエチケットリーダー。最高のマナープレイヤーも猪突の前にペースを乱されていく・・・結果。・・・冒険王に惜敗。

不意のプレッシャーに本来なら兄貴分としてのお手本をみせる姿勢を狂わされ、リカバリの道を見出せないまま・・・弟分の引立て役に終わってしまった・・・無念!

・・・でもなんだかんだ冒険王のスコアはかなり向上してるじゃないか!?やっぱり兄貴がちゃんと引き上げ、持ち上げた結果なんだろうね。うーん、チームプレイの鏡みたいだなあ。

ついでに小生も自己分析しちゃいました。

超大雑把なO型、典型的九州男児の不肖、ドライバーショットは「ボールとドライバーに聞いてくれ」・・・結果は前述の通りでございますが・・・

ただ、ティーショットははなから大抵ダメと割り切っている。うまくいったら超ラッキー。むしろ立ち上がりの遅れをセカンド、サードで「見事にリカバーしていく」ところに自分のアピールがあると思っている(正確には・・・信じているだけです、ハイ)

不肖にとってはゴルフも大事な趣味の1つ、見せ場や取柄くらい少しはあるやい。

練習場でもティーショット練習は4分の1未満。7割以上をセカンド以降のミドルショットとアプローチ練習に充てます。

ティーショットがスーパーでも3パットしたら台無し。それよりかっこよくセカンド・サードでグリーンを捉えて、あるいはきっちり寄せてワンパットとかチップインしたほうが、セコいっちゃあセコいですが、どうせなら得意技で少しでも周囲にいいとこ見せたいし。大体ドライバーは15回、でもパットはホール平均2パットでも36パットだし、アプローチだってセカンド・サードだって、必要打数はそもそもドライバーより多いですからね。個人の主義としては、その打数割合に見合った量に配分して練習しておきたい(そりゃあいつかはドライバーだってバッチリうまくなりたいですが・・・)

1から10まで緻密に進めるのは正直苦手。勝負どころだけきっちり詰めて、最終的には負けず嫌いの性分を満足させるしかない・・・まあ、つまらない意地かも知れませんが<(_ _)>

あー、暇ネタですみませんでしたが、今日は周囲の仕事仲間に仕事スタイルとゴルフのプレースタイルに共通点をいくつか見出したような気がして、徒然書いてしまいました。スミマセン。

TORAPAPA

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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