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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2007年3月5日

2007年3月6日の投稿

2007年3月7日 »

今回はダーツの話です。

Deepな個人趣味とはいえ、長年ダーツやってて結構ショッキングな質問をある「素人さん」に投げかけられ。

「いったい何がモチベーションなの???そんなに毎晩(?)投げて・・・」

・・・ガーン・・・ガーン・・・ガーン・・・

「だって、好きだからやってんだよね」

これが最初に浮かんだ回答。

でも、その人の質問者としての素朴な眼をみたとき、そういう回答はあまり意味がないことのように思えてしょうがありませんでした。

仕事だって、

好きでやってます。

やるからには他人に負けたくなくて、がんばってます。

そして、当然「食うために」やってます。

あ、さすがに、・・・ダーツは「食うために」はやってません、ハイ。

個人的にはその差くらいはわかってました。

でも、確かにそこまで根詰めてない人からは、素朴に疑問があるのかなー。

周囲に、一緒に競い合う人の中には、「ダーツで食べている」人も結構いたりします。

以前、行きつけのダーツバーの店長さんと常連さんが、いわゆる飲み屋の口論を展開。

超要約。

「ダーツが好きならダーツバーとかで働けばいいじゃん」

「やだ。職業にしたら収入減るじゃん」

・・・なんちゅう失礼なこと言うやっちゃ。素直にその人を叱りました。

そしてほどなく、自分に置き換えて冒頭の質問の件も含め、考えたのですが、

不肖レベルの脳みそでは、結論(?)としては、

1)スポーツとして純に「すごい好き」だからやっている。

2)やるからには、そりゃあ勿論負けたくないが、

3)それ以上に他人から「かっけー!」「すげー」といわれる存在にもなりたい

4)そのために練習するが、そのためにかかるコストは別の職業で捻出しなきゃ。

・・・そう、所詮、不肖は「ええカッコしぃ」だったんです。

以来、延々と目的レスな目標のない練習をやめてしまいました。

黙々と、でもちゃんとゴール設定したメニューを個人的に考え(いちいち口外しないですけど)、それが達成されるか、当日はもうどうやってもそれが無理だと悟るまでやり、そのあとは投げないことにしました。

・・・さて、「表題と関係ないじゃん!?」とお叱りを受けそうなので・・・<(_ _)>

別エントリのマニラ出張もあり、ちょっとヒマなプライベート時間に、これまた鑑賞目的では好きなNBAバスケをTV観戦していて。

!ふと、思いました。

フリースローはBULL狙うみたいなもの。ある程度入れて当たり前。

でも、Ptsやダンク等の魅了的な究極の技は、ダーツで言えばT80BLACK等の印象的なAWARDの形。

一部の例外を除き、スーパースターは魅了的技もすごいがフリースローもどんなにプレッシャーが凄くてもきちんと入れている・・・

基本を練習しているから、必殺技とか魅力的な技の演出とかができるわけで。

!自分がハマっている理由もそこに原点があり、だからフリースローみたいな地道な練習を能動的に、自然に、したがるんだなあと、勝手に理解・納得してしまいました。

・・・仕事だって、応用ばかりやっててもダメなんで。

応用が賞賛されたりしてうれしいなあと思っても、それが一定の基礎練習の積み重ねだと気づけない人は、結構早いうちに壁にぶつかることに・・・(体験談です)

基礎が何かは、大体にして(不肖もそうでした)応用をよりどころに頑張ったが壁にぶつかり悩み悩んで、そこで初めてはっきりと自覚できたりします。

自分ではできなくても、周囲に相談したら、容易に助言ももらえることも多い。

そして、

それを丁寧に、できるだけ効率的に鍛錬を心がけると、応用技の上にあった壁が、或る日、パーンっと突き破ることができる。

ダーツ話で恐縮ですが、目的をもって基本を練習しない人に明日の未来は輝かしくは降ってこないような気がしまして・・・

・・・あー、今日はつぶやきに終わりました。スミマセン。

TORAPAPA

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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