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やってきました。

今日は、いつも茂木さんに勝手にしゃべらされ、何いってのかわかんない状態になってしまうので、頭から牛耳を取る作戦に出た。茂木さんの文庫の対談も、読んでみると「えらそーなこと、いってんなあオレ」とか思ったし。あ、ちなみに文庫の247p最後の行の『草枕』は、『明暗』の間違いです。

まホントは、牛耳をとったってのは、流れでそうなったのであった。いきなり「いつも、しゃべらされるんだよね」って話したら、茂木さんが意識してしまって、少し間合いを下げたんだよね。で、どんどん僕の流儀で話し始め、気づいたら「座って対談してると、演壇の上でも顔みえないでしょ、だから僕はいつも立って歩き回るんです」とかいって、立ち上がり、客席に入ったりしながら場を乱してみた。

場は、あっという間にほぐれ、それからはやりやすかったし、笑いもとれたんだけど、例によって話はあちこちに飛んで、いったい「平安」の話になってるのか何なのか、よくわからなくなってしまった。茂木さん、ややこしくしてすいません。

まあ、でも楽しかったからいいけど。質疑も30分取って、けっこう面白い話にはなったような気がします。対談後、茂木さんが文庫にサインする会があって、本来なら僕は黙って見ててもいいはずなんだけど、結局すべてのサイン希望者に僕が宛書をしてサインとマンガも描いていた。完売だったそうだけど、けっこう時間かかりましたね。

朝カル終了のあと、茂木さん主催の有志による飲み会に参加させてもらった。ここでも、周囲にいる人たちと、楽しくお話。週刊朝日の連載やTVのこと、マンガのこと、BLやコスプレのこと、バリのこと、カラオケのこと、なぜか新宿二丁目で売ってるその筋の本のことなどなど。ほんとはもっと色んな人たちと交流したかったんだけど、一回席をシャッフルして、気づいたらもう12時近かった。茂木さんは、やっぱり途中で寝てた(笑)。

こういうのだったら、いくらでもできるなあ。僕としては脳活性化するしね。茂木さん、みなさん、ありがとうございました。もし二次会があったら、迷わず行ってたなー。って、オレがこんなに面白がっちゃっていいんだろうかね。

「これでいいのだ!」(By バカボンのパパ)

追加 茂木さんのブログ
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2011/09/post-07a3.html

natsume

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夏目 房之介

夏目 房之介

72年マンガ家デビュー。現在マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演、TV番組などで活躍中。

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