« 2007年11月16日

2007年11月17日の投稿

2007年11月18日 »

講演のレジュメです。

身体表象文化学コース 入試説明会 講演 日時:1117日(土) 1400-1500
場所:学習院大学・南3号館104教室 講師:夏目 房之介
タイトル:大学でマンガ・アニメをどう語るのか?

(漱石の孫、大学でマンガ・アニメを語る)


1)大学とはどんなものか?

専門家ではないので現場も知らないし、知識もないが、自分なりに大学像を描いてみる

A)   個人的経験

特殊な時代の特殊な経験を基礎に「相対的に規制のない、人生の瞬間的な自由落下状態」だった

→そこで様々な社会の局面や自分の知的な課題を見つけ、結果として卒論に集約する「学問(知的課題と研究)の面白さ楽しさ」を知ったのが大きな成果

20年後、手塚論・表現論の展開に、それらの経験が生きるとは思いもしなかった

    個人的な経験からいえば、大学はこうした「偶然性」を与えてくれる「緩い」場だった

» 続きを読む

natsume

う~ん『のだめ』読まねば、と思いつつ、もちろんすでに6巻なのですが、ついツタヤにいって『スパイダーマン3』観てしまいました。
面白かった。ひょっとしたら、僕の個人的な感想だけでいえば、今までいちばん楽しんだかもしれない。狭いビルのスキマの飛び方、アクション、ぶっ壊し方の工夫もあり、妙なレトロ感もあり、で。
まず、完全にいい気になっちゃってるスパイダーマンが、笑えた。街中を、妙なフリで踊って歩いたり、これがまた古い! ちょっと『マスク』髣髴とするくらい(『マスク』大好きだしね、あたしは)。携帯もってる現代なのに、世界観がアメコミの古色蒼然たる時代なので、重そうな受話器のほうが似合う。親友にして強敵のハリーはMJとキッチンで聴いてるのがチャビー・チェッカーのツイストですよ、あなた。二人でツイスト踊っちゃうしさ。
珪素でできてるらしいサンドマンの出来上がり方とか(一体、あの装置で素粒子の何を実験してたんだか?)、俳優の暗い表情も好き。それで、彼もスパイダーマンもハリーも、さらに宇宙からきた寄生虫にのっとられる小物のカメラマンも、みんな被害妄想。もう、被害妄想のオンパレードみたいな映画なんだよね。
あと、白黒画面が『シンシティ』みたいだったし、冒頭のアメコミ使ったシーンもよかったな。
もう、ほとんど好みだけの話ですけどね。存分に楽しませていただきました。でもね、相変わらずMJもちょと可愛ければなーと思いますが。

『ダイハード4』も観た。これも、基本的に大好きなシリーズなんで、楽しみました。
もうね、ブルース・ウィルスがF15(だったかな?)が空中でぐるぐる回ってるとこに飛び乗って、さらにそこから壊れた橋だかビルだかに飛び降りる場面なんか、大笑い。好きだなー、こういうの。
さっき、二本とも返しにいって、はずみがついて、つい『300』まで借りてきちゃったよ。

natsume

« 2007年11月16日

2007年11月17日の投稿

2007年11月18日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

夏目 房之介

夏目 房之介

72年マンガ家デビュー。現在マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演、TV番組などで活躍中。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のコメント
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
natsume
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ