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今日、CATVの「The HISTORY CHANNEL」のオリジナル制作ハイビジョン番組「マンガが戦争を描く時」のインタビュー取材を1時間ほど受けました。
放送日 8月15日(水) 20:00~21:54
再放送 8月17日(金) 20:00~21:54 ほか
だそうです。観られる人は観てみてください。
僕の他に『はだしのゲン』の中沢啓次さん、ちばてつやさんなども取材したといってました。
ダビッド・ベー『大発作 てんかんをめぐる家族の物語』(監修 フレデリック・ボアレ 訳 関澄かおる 明石書店)フランスのオルタナ系BDである。てんかんの発作をおこす兄と、彼を救おうと自然食療法や宗教的共同体など、あらゆるところに頼る両親と、その中で育つ弟と妹。その弟が、じつは作者で、これは自伝的なマンガである。そのシュールでアーティスティックな表現と、主題の深刻さと、率直さ。これは凄いです。世界的に注目されてるっていうのも、よくわかる。じつは、さきほど紹介したペン誌で、僕と並んで世界のコミックを推薦しているティエリー・グロンスティン(仏)、スコット・マクラウド(米)が、ともに押している作品でもある。何よりも、病気の息子をもつことで宗教的になっていかざるをえない両親と、それでもなお絶望に傾斜してゆく家族、そしてそこから表現に向かうしかなかった作家自身がそれらを描写するときの表現衝迫の強度は、ちょっと凄い。378pで3800円は、たぶん安いよ。
追記
漫棚通信さんの「ダビッド・ベー『大発作』の難解さと普遍性」参照のこと。
「ペン」誌(阪急コミュニケーションズ)8月15日号の特集「世界のコミック大研究」は、とてもよくできてます。まだ全部読んでないんだけど、何しろ幅広く、豊富な図版で見せてくれる。ベンキョになります。僕もインタビューで出てますが、そんなことより特集そのものの充実ぶりは、興味ある人には絶対おすすめ。
「世界各国で発生した、コミックの起源。」では、一般によくいわれるイエロー・キッドの他、スイスのトッファー、ドイツの「マックスとモーリッツ」や19世紀フランスの民衆版画など、目の配り方が本格的でしっかりしている。産業社会化と、そこからはみ出るバガボンドたちを描く各国のコミック紹介や、20世紀の「スピード」表現など、切り口もいい。また、日本の、とくに戦前の漫画と世界のコミックの趨勢とを並べての語り口も、付け焼刃ではない感じがする。誰か、相当の人が監修しているのかもしれない。それにしても、これだけのカラー図版をよくそろえたなー。
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