永井孝尚のMM21:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 永井孝尚のMM21

マーケティングとは? グローバル化とは? ライフワークとは? 一緒に考えてみましょう

« 2006年12月24日

2006年12月25日の投稿

2006年12月26日 »

パソコンを切り替えるのに伴い、生まれる不要なハードディスク。

悪意のある人にデータが残ったまま渡ってしまうと、悪用されたり、残されたカード番号情報で勝手に買い物をされたり、プライベート情報を公開されてしまったり、と、色々と怖~いことが起こります。

ということで、よく「ハードディスクはデータを完全消去してから廃棄を」と言われますが、パソコンの切り替え作業を行うこの機会に、実際のところを調べてみました。

その1:「ファイルを削除してゴミ箱を空にすればいいじゃん」

確かにパソコン上ではデータは見えなくなっていますが、これはファイルシステムのディレクトリーから削除されているだけで、ハードディスク上にはデータは残ったままです。

分かり易く書籍で例えて言うと、目次や索引から削除されただけで、本文にはデータが残ったままの状態です。その手の方にハードディスクが渡ってしまうと、簡単にデータが読み出されてしまいます。

その2:「フォーマットすればいいんでしょ?」

フォーマットと言っても、実は「クイック・フォーマット」でやっていませんか?

実はこれはその1と同じことです。じゃぁ、時間をかけてフォーマットすればよいか、というと、デジタル的には消去されたように見えても、アナログ的にハードディスク上をチェックすると、前のデータの痕跡が残っていますし、ハードディスク上にわずかなズレが生じて前のデータも残っている可能性もあります。

ですので完全安心という訳ではありません。

その3:「じゃぁ、どうすればいいの?」

ハードディスク上の全領域に固定パターンのデータを何回か書き込むと、一応安心です。

できれば市販のツールを使うのがお勧めですが、Windows 2000やXPでは、cipher.exeという暗号化ファイル用コマンドがあり、このディスク・ワイプを行うオプション (/w)を使うと、同様の作業をしてくれます。(ただし、Windows 2000の場合はSP3以降が適用されている必要あり)

これは、特定パターンのデータを3回書き込んでくれるもので、1回目は全て二進数で0、2回目は全て二進数で1、3回目はランダムなデータを書き込みます。これは米国国防省で定められた消去手順で、恐らく実用上はこれで十分です。

その4:「これでも心配なんだけど....」

そういう方は、物理的にハードディスクを破壊するしかないですね。

実はこれが一番手っ取り早くて確実かもしれません。

nagai

« 2006年12月24日

2006年12月25日の投稿

2006年12月26日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

永井孝尚

永井孝尚

オフィス永井代表。 著書「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズ(中経出版)、他。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
mm21
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ