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広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

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昨年、翻訳も含めると、9冊くらいのツイッター本が昨年たくさん出て、使い方や、ついったーとは何?どう使われているの?という部分や、マーケティング的な視点で語られていたかと思います(注:すごくアバウトな言い方をしています)。どちらかというと、数万を超えるフォロワーを抱える、自らもヘビーユーザーであり、ついったー大好きな方々の本が多く出ました。

ここにきて、いわゆる読みやすいビジネス書的な本や、血液型本やそうじ本が盛り上がったときのように、また本が増えつつあるという印象です。視点は「企業」「ビジネス」「無料」「宣伝」「利用」であるようです(まだ出ていない、読んでいない本の話なので、あくまでも想像の域を出ていませんが)

あるサイト(事前登録制)では、「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」という本の全員プレゼントが行われていますし(本のタイトルだけで、いろいろな意味でちょっとびっくりしたので、全員プレゼントに申し込みをしてみました)

こちらのサイトでは、Twitter企業100という、インタビューのお願いが行われています。今週末入稿で急いでお願いしますと書かれています。

これから使おうとする人が、本で概略に触れられるのはいいことですよね。

ただ、体験した人でないとわからない「肌感覚」みたいなものがある気がしています。先日のUCCのTwitterキャンペーン謝罪の件も、ぴんと来ないのではないかなと感じました。

先日ついったーで根岸智幸氏(「ツイッターつかいこなし術」著者)が、同氏の著書が売れ行きが好調で、早くも3刷になったと書かれていましたが、フォロワーの数がそれに伴って増えていないことにも言及されていました。

もし、本だけで満足してしまったら、ちょっとつまらないなと思いました。企業によっては、会社のネットワークからの利用が難しいところも多いかと思いますが、是非、携帯電話やスマートフォン、自宅のPCから、利用してみてはいかがでしょうか。

(少し追記・修正しました)

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プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

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