きょこ コーリング:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) きょこ コーリング

広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

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2009年11月14日の投稿

2009年11月16日 »

企業の広報活動は、企業のおかれた状況や担当者のレベルなど様々な要因と絡み合って、企業ごとに本当に違いますよね。ある企業は「私のアイディアが広まりすぎると真似されるので、ひっそりやってるんですよ」と言っており、広めないでビジネスするという珍しい会社もあります。

ですが、それは特殊な例であって、やり方やレベルがちがっても、「記者にニュースリリースを送る」という行為は、かなり多くの企業でなされているのではないかと思います。

すでにTwitterなど多方面で話題となっているのが、こちらのWeb担当者フォーラムの安田編集長によるエントリです。題して「記者を強烈に萎えさせるダメリリースの破壊力」

これは、是非読んでいただきたい内容です。

特に、ベンチャー企業や中堅・中小企業で手作り感覚のPRを行っているところで、これに当てはまる駄目リリースを出してしまうような気がします(外部のPR会社にアウトソースしている会社は、この手のものは少ないように思いますが、どうなんでしょうか)

要は忙しい受け手に配慮して、サブジェクトなどからも推測がつく形でリリースを送ることが望ましいわけなのですが、それができていないものもあるということです。

私も記者時代に、大量のニュースリリースを受け取っていましたが、巨大な添付ファイルのものに苦労させられました。当時はネットワークの環境が劣悪で、そのメールの受信に時間がかかり、大事なメールがなかなか受信できなくなったりして。

記者に伝わるように書きたいのに、社内での規則や上司の承認などにより、なかなかうまくいかない場合もあるかと思いますが、受け手のことを考えることで、記事になる確率もアップするように思いました。

私もニュースリリースの送り手なので、編集長に保管されるリリースを出さないよう、気をつけていきたいと思いますが、サブジェクトに内容がないケースもあるとは正直いって驚きでした。

きょこ

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プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

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