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2009年11月13日の投稿

2009年11月14日 »

先日、弊社で正社員を募集しているというエントリをアップしたところ「給料安くないですか?」という匿名の1行コメントが付きました。

ある意味、正しい感想かもしれませんよね。

大手のメーカーさんなどの安定企業の方や、ベンチャー企業の方からみたら、それほど安いという印象がないかもしれませんが、外資系のIT企業の方から見たら「安い」となるかもしれません(会社によって差はありますが)

せっかくなので考えてみたいと思います。

基本的にこの給料で「安いな、ここは嫌だな」と思う人は応募をしてもらわないようにする意味があります。

今、求人では、性別、年齢などの制限を設けることができなくなっています(例外を除く)。

基本的に「現場が大好き」という人でないと成り立たない仕事だと思いますから、「部長ができます」という人は採用の対象外となります。そういう方の応募を減らす意味も込められています。

また、いろいろな転職者の話を聞くと、

・年俸制で毎年年俸を下げられた
・ボーナスがでない
・契約社員で継続が難しかった

という内容が出てきます。
そうであれば

・年俸制だと基本的にボーナスが出ないので、会社の売り上げや本人の頑張りがボーナスに反映されるような仕組みに
・契約社員ではなく、正社員で入ってもらって、長くいてもらう

ということを考えたわけです。

また、PRやマーケティングのコンサルティングという仕事は「ノウハウの勝負」です。
高いお金を払って学校に行くのもありですが、現場の仕事を通じて学べることがすごく多い仕事です。ですので、大手PR会社を経て独立とか、IT企業のマーケティング・PR担当を経て独立とか、新聞記者を経て独立とか、そういう方が多い世界です。経験がないと、なかなか飛び込むのが難しい仕事なのかもしれません。

弊社の場合はクライアント先の大半がB2BのIT・組込みであることもあり、どちらかというとPR業の経験者よりも、IT企業のビジネスのわかっている人、インターネットやロボット、ガジェットなどが好きな方に来て頂き、PRのノウハウなどを覚えていっていただければと考えています。

あと1週間ほど、募集を続けますので、もし、ご興味がある方はエントリをお願いします。
こちらです。

現在担当者が書類選考をしており、順番に面接の日時などをお答えしている段階です。

それから、知り合いを通じて、「応募前にまず食事をご一緒させていただき、ざっくばらんに仕事のことを聞きたい」という連絡が複数ありました。非常にうれしいお話で最初は対応していたのですが、あいにく私が、全部に応じられるだけの時間がとれないため、まずは所定のフォーマットでの応募とさせていただければと思います。

きょこ

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プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

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