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広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

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2009年9月3日の投稿

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だいぶ前の話ですが、初めてYahooオークションというのを知ったとき、よくわからなかったので、まず一度落札してみました。すると、なんとなくやり方がわかって、その後しばらく利用してノウハウが身につきました(余談ですが、一度次点詐欺にひっかっかり、よりいっそう仕組みがわかりました)

やってみることで、頭で考えるのとは違ったことが見えてきますよね。意外と想像したとおりではないことも多いのではないかと思います。

それを仕事に当てはめてみることを考えてみました。

1.いろいろな外部サービスを体感してノウハウを得る

様々なマーケティングや広報支援のサービスがあります。リソースが足りずにアウトソーシングという場合は別として、「やり方がわからない」「いまいち自分のやり方で効果が出ない」「時代が変わったのか?今までの方法で効果が出づらくなって困った」という場合には、外部のプロのサービスを利用してみるという選択肢があります。(例:テレマーケティングの会社、PR会社、イベント運営会社など)

2.試していない手法を試して、効果を測定する、やり方になれる

また、試したことがないマーケティングキャンペーンを「効果がなさそうだ」と敬遠してしまわずに、試して効果測定をするという選択肢があります。やり方にも慣れます。(例:Google Adwords、Webセミナー、ローテーションバナーなど)

1と2の差がわかりづらいかもしれませんが、たとえば、記者会見をするときに、PR会社に頼んで実施するのが1で、自力でやるのが2です。Adwordsの場合は、Adwords代理店に頼んで実施するのが1で、自力でワードを設定してみるのが2です。セミナーをするときに、イベント会社を頼むのが1で、頼まないでやってみるのが2です。

担当者のスキルなどによって、どっちがいいかは一概には決められませんが、ある企業の担当者は、イベントを実施するときにスケジュールを組んで、マニュアルも作ってという部分で驚いたそうです。今までは全部自分の頭の中でやっていて、周りとの共有もできずに無理にまわしていたことに気づいたと言っていました。マニュアルを作るだなんて、当たり前の人にとっては当たり前なのですが、知らない人にとっては、その部分が目からウロコだったりするのですよね。

以前から聞かれるのが、ネットPR会社がいいのか、それとも普通のPR会社がいいのかということ。会社の置かれた状況やサービスの種類、プレスリリースを書けるスキルがあるかなどによって答えが違ってきます。

予算が必要なものなので、なんでもすべて体験とは行きませんが、活動が行き詰ったときに、やっていないことを試したり、プロの手法を盗んだりすることは大事ではないかと思います。

きょこ

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プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

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