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2008年11月25日 »

「タダより高いものはない」という言葉もありますし、無料で提供されているサービスが終了しても、使っている側は文句も言う立場にないのかもしれませんが、無料で写真を宣伝入りでプリントして届けてくれるサービス「Priea」。なんと、サービスが終了するとのことです。

理由としては、

「この数ヶ月間、想定以上の会員増加及び画像アップロード枚数の大幅な増加のため、 アップロード時のハードウェア負荷・画像データベースのレスポンス障害及び画像の写真プリントのためラボへのデータ伝送部分において障害が発生し、 本件の復旧のため10月1日より大規模な改修に入っておりました。 しかしながら、ラボへのデータ転送においてプリント・出荷データの不整合が発生する状態が改善できず、安定したプリントや出荷ができる目処が立っておりません。

今日に至るまでサービスの復旧について努力して参りましたが、資金的な面、改修する期間面を考慮した結果、 現時点でのサービスの再開は困難であるという結論に至り、誠に遺憾ではございますが、本日を持ってサービスを終了させていただきます」(Prieaサイトより引用)

とのことでした。

HPのSnapfishというサービスへ移行できますという案内が出ていますが、ここに移行しないと、すでに保管されている写真の閲覧も許可されないままに、年末には消されてしまうようです・・・。

私の場合、昨年は積極的に旅行の写真などの保管庫として使っていたので、戸惑っています。

ここからは、私の本当に勝手な想像なのですが、写真に入れる広告主が十分集まらなかったのではないかなと思ったりもします。

私の周りの知人に聞いてみると、可処分所得が多く、ネットでの流行にも敏感な人たちは、海外の別の、特定の、写真共有サービスを使っている人が多く、Prieaユーザーはいませんでした。

また、今では自宅に写真をプリントできるカラーのインクジェットプリンタは、デジカメを持っている人はかなりの確率で所有しているのではないかなという気がします。そうなると、このサービスを使っている人は、自宅のプリンタで写真を出さない人が中心なのではないかと。

自宅のプリンタで写真をプリントしない人のイメージとしては、「節約」を心がけている人も多い気がします(私も、インク代って結構バカにならないから、タダでプリントしてもらえたらありがたいなと思いました)。でも、そうなると、その人たちに広告を出したとしても、あまり購買に結びつかないと判断され、広告が集まりにくかったのではないかと。

広告が集まりにくいとどうしても、資金面でも苦しくなりそうな(出資をする側にしても、躊躇してしまう)感じではないかと思いました。

ちなみに、Yahooブリーフケースも、もうすぐプレミアム会員向けだけのサービスに変わり、無料で使っている人は12月からアップロードができなくなり、2月にはデータが消されてしまいます。

Googleがどんどん無料でユーザーを囲い込んでいく間に、こんな動きが出ていることも気に留めておきたいと思いました。

きょこ

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プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

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