| « 2010年1月25日 | 2010年1月27日の投稿 |
2010年1月28日 » |
以前のミニブログ(Twitter)の社内利用についてはかなり否定的な意見を書いたが、これは社内ミニブログの可能性を完全に否定するものではない。既に成功事例として世の中に出ているオラクルを初め従業員が数千人とか数万人もいてダンバー数の許容値を大幅に超えている組織では、新しい出会いの創出や疎遠になっている人との繋がりの維持など社内ミニブログによる効果はいくつか期待できる。
実はこうした大きな組織以外での社内ミニブログの活用法として個人的に温めている使い方がもうひとつある。それは「質問&回答特化型の社内ミニブログ」だ。既にインターネットでは、OKWave、教えて!Goo、Yahoo知恵袋!といった人力検索が一定の評価とポジションを得ているが、この人力検索は以前から企業内でも比較的早くから成功事例が沢山あり社内コミュニティとの親和性が高いと言われている。
仕事中に悩んだ事や判らない事をシステムに書き込むと、社内の各所にいる詳しい人が悩みや疑問に答えてくれるという仕組みは単純だが便利だし、ブログやSNSあるいは業務日誌を書けと指示するとかなりの人は身構えるだろうが、質問であれば気持ちの面でのハードルはかなり下がる。実際に会社の中で行う同僚との会話の何割かは疑問形のはずだ。
また質問や回答を文章として表現することはノウハウの可視化につながる。「こういう時にどうすればよいのですか?」とか「○○ができなくて困っています」という質問を考える時点で課題が明確になるし、逆に聞かれた側も、他人から聞かれた瞬間に初めて自分がノウハウやテクニックを持っていることに気がついたりするものだ。
一時期社内コミュニケーション改善の成功事例として発表された社内SNSの事例のいくつかでもQ&A(質問)がキラーコンテンツだったとされていた。有名なNTT東日本の社内SNSでは、わざわざQ&A専用のコミュニティを作って、日記や他のコミュニティとは分けて社内SNSのトップページに新着表示をしているほどである。
インターネットのメインストリームがSNSからミニブログに変わりつつある今、今度はこの社内Q&Aコミュニティをミニブログでやってみてはどうかというのが私の提案だ。
インターフェースや仕組みについては、OKWaveの運営する「OKetter」や@paji_aさんの「Q&Aなう」(関連記事:Twitterから質問、回答 Q&Aサイト「Q&Aなう」)が参考になるだろう。最近企業によるTwitterの活用例として、広報系でのニュース発信や周知・公開系以外に顧客サポートの受付というのがあるがこれも質問&回答特化型ミニブログの一種に入れられるかもしれない。
そうそうもうひとつ。図書館などでレファレンスサービスの受付用に質問&回答特化型ミニブログを使うというのはどうだろうか?
===当ブログでの過去のQ&Aコミュニティに関する記事
| « 2010年1月25日 | 2010年1月27日の投稿 |
2010年1月28日 » |
- Blog/SNS(Intra)(43件)
- Blog/SNS(Net)(69件)
- EIP/WP(54件)
- Enterprise2.0(22件)
- ITコンサル/資格(20件)
- KM(82件)
- Mobile/PDA(42件)
- SBM(19件)
- Search(Intra)(33件)
- Search(Net)(33件)
- Wiki(10件)
- ○○症候群(6件)
- その他(41件)
- アプリケーション(2件)
- グループウェア(43件)
- コンサルティング(13件)
- システムインテグレーション(23件)
- セミナー・イベント(12件)
- ソーシャルメディア(95件)
- テクノロジー(44件)
- ネットコミュニケーション(1件)
- ネットコミュニケーション論(37件)
- ハードウェア(1件)
- ビジネス(2件)
- ベンダー評価(11件)
- ローテクKM(18件)
- 人生訓(19件)
- 企業内コンテンツ管理(8件)
- 動画/ストリーミング(8件)
- 実名ブログ(39件)
- 専門知識の無駄遣い(48件)
- 情報整理(31件)
- 書籍(12件)
- 社会(45件)
- 組織/風土(11件)
- 萌え興し/B級グルメ(20件)
- 調査/統計(83件)
オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。

顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
悩んだときの、自己啓発書の触れ方
考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
なんて素敵にフェイスブック
部下を叱る2つのポイント
第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命