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先日「将来は講演とか本を出したりするコンサルタントになりたいんですが」と聞かれた。で、とりあえずブログを始めてそれを継続させる事をアドバイスした。
ブログを書いていると、それなりに文章力や表現力がついてくる。書くためのネタを集める情報収集も必要だし、間違った事を書かないために裏付けを取ることが必要なことも多い。炎上を防ぐためには表現にも気を配る必要があるので、書いていると語彙や言い回しも自然と増えてくる。
媒体に記事を書いたり講演をしたりするには当然スキルが必要だ。日頃からコンサルティング的な仕事をやっていて仕事の中でこうしたスキルが身につけられるのであれば良いが、そういう機会が十分に得られる環境に居る人は少ないと思う。だからブログを書いてこういうスキルを訓練するのだ。
我々がよく使う言葉に「ブログを書く事は素振り」というのがある。誰でも最初から、判りやすい話の進め方、好きのない論理展開、簡潔な表現、面白い文章が出来るわけではない。皆最初は素人で、いろいろと試行錯誤しながら熟練していったのだ。あたりまえだが、練習をしなければホームランは飛ばせないのだ。
但しブログに書くテーマは吟味したほうが良いと思う。将来講演とか執筆をしたいのなら、当然その方面での実績を貯める必要がある。例えばクラウドコンピューティングの講演者や執筆者を捜すときは、その分野で頻繁に記事を書いている人を捜すだろう。いくら有名で文章力に定評があるブロガーが身近にいてもその人のテーマが萌え系だとしたら彼に依頼をしようとは思わないだろう。(クラナドとクラウドを空目したら別だが・・・)
実績以前に知識の取得という面でも、将来自分の専門としたい分野以外をテーマとするのは不利だ。先ほど述べたようにブログを書くには日々の情報収集が必要だが、このコストが無駄というか2重投資になってしまうからだ。
あともう一つ、講演や執筆をするためには当然依頼者が必要だ(例外:寄稿)となると当然そうした人たちには連絡先が判るようにしておかなければならない。だからこうしたブログは基本的には実名で書くべきだ。所属組織や仕事の内容までは書かなくても素性だけははっきりさせておかなければ、依頼する側が不審に思うだろう。
ネット上では周期的に、ブログなんて書いても仕方がない、という意見がでる。でも私は、それなりに目的や狙いを決めてブログを始めれば効果はあると思っている。
そしてこれはもちろん趣味や単なる娯楽としてまったりとブログを書く事を否定するものでもない。
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