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 何度か書いたが、海外ではエンタープライズ2.0というとWikiとなるようで日本の社内SNS以上に盛り上がっているようだ。その勢いは本物で、Read/Write Webの記事によるといくつかのWikiベンダーが既にベンチャーキャピタルからの出資を得たらしい。
 GoogleもWikiベースの「Google Sites」を正式発表したので注目度はさらに上がるかもしれない。日本だとWiki関係のベンダーって、イマヒマ(コンフルエンス)ベリタス・コンサルティングライトアップアセントネットワークスあたりになると思うけど、彼らも今後業績が上がったりするのかな。

 さて、このRead/Write WebのエントリーにはWikiの有効な使用例が10個紹介されていた。

  • 簡易パブリッシング
  • 雛形文書の共有
  • 情報の体系化
  • 講演後の覚え書き
  • イベント運営
  • 災害救助
  • ニュース
  • 政策に関する議論
  • 研究(論文)発表
  • 過去のコンテンツの再活用

 どれもなるほどと思うが、特に最後の過去のコンテンツの再活用は興味深い。過去に作られて蓄積されたもののあまり再利用や更新が進んでいない有益な文書が、プラットフォームをWikiに変える事で息を吹き返すことが期待できるらしい。

 確かにWikiの特徴的な機能には、分散(分担)編集、ページ単位での編集、キーワードリンク、編集履歴の管理といった従来のテキストやワードなどのオフィス文書ではやりにくかった点を補うものが沢山ある。もしかしたらその辺の石ころだと思っていた文書が、Wikiで磨かれて急に輝いてダイヤモンドになるなんてこともあるかもしれない。

 良い機会なので私も今後、昔に作ってそのままになっている古い文書をWikiに流し込んで試してみよう。確かTimWikiにはフリー版もあったはずだ。

yoi

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吉川 日出行

吉川 日出行

みずほ情報総研勤務。情報共有や情報活用を主テーマにコンサルティングや新ビジネスモデルの開発に携わっている。

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