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昨日の続きでBoxes And Arrowsの「Search Behavior Patterns」という記事から、具体的なユーザの検索行動の分析。昨日書いたような6つの要素が相まって実際のユーザの行動はだいたい以下の6つのパターンに分けられるとしている。メモも兼ねて以下簡単に説明しておくが詳しく知りたい方は、是非原文をあたって欲しい。元の記事ではペルソナという仮のユーザ像も使って補足説明してる。
1.「サーチ」と「ブラウズ」の交互動作
ユーザは検索から、目的の情報にぴったり合っていなくても最も近い結果を選び、次に目的の情報を見つけるためにそのページ中のリンクをさぐっていく。このようにサーチングとブラウジングは一体の行動として機能しするので、多くのユーザはこのふたつの行動を交互に行う。
従ってこの振る舞いへの支援策(サイトやページのデザイン上の工夫)は
- ページ間の相互リンクを強化する
- パンくずナビゲーションのような機能を使って階層のどこにいるかを表示する
- リンクなどが無い行き止まりページを作らない
2.検索結果の絞り込み
検索結果の評価を数で判定するユーザもいる。ユーザは検索結果の数が多すぎた場合、絞り込みを行って件数を減らそうとする。
従ってこの振る舞いへの支援策(サイトやページのデザイン上の工夫)は
- 検索結果の自動的カテゴライズする
- その各カテゴリ毎の絞り込み語の数を表示する
- 検索時のデフォルトとしては「or」ではなく「and」を採用する
- 検索結果を100件とか500件とかのキリの良い数字で切ってしまってはいけない(かえって混乱を招く)
3.ざっと見る
一部のユーザは、まず検索結果をざっと眺めてその結果があまり思わしくない場合検索条件を変更するという行動を行う。彼らは、とりあえず検索結果の最初の5、6ページまでをざっと見てそれから検索結果の最初のページに戻ったり、検索条件を変更する。
従ってこの振る舞いへの支援策(サイトやページのデザイン上の工夫)は
- 検索結果のタイトルの脇にPDFやDocといった文書の種類を示すアイコンを表示する
- マッチした検索キーワードをハイライト表示する
- 1画面に表示する検索結果数をユーザが変更できるようにする
4.速決傾向
一部のユーザに検索結果の最初の数件だけをみて検索が上手くいったかを判断する傾向がある。彼らは検索結果のトップ数件に目的の情報が無いとみると、検索条件が悪かったのだと判断する。
従ってこの振る舞いへの支援策(サイトやページのデザイン上の工夫)は
- 検索結果の表示順の最適化(ログ等を活用して表示順をユーザに最適化する)
- もし最適化ができないのなら、ユーザに「お薦め」を登録させる機能
5.検索キーワードでの当惑
最適な検索キーワードを思いつかずに苦労するユーザもいる。良い検索条件を上手く思いつけずに何度も入れ直すことは多いはずだ。特に専門外の領域の検索を行うときはこの振る舞いになりやすい。
従ってこの振る舞いへの支援策(サイトやページのデザイン上の工夫)は
- 検索キーワードを元に類似した過去の検索事例を表示機能
- (Googleツールバーなどでみられる)人気の検索キーワードの組み合わせなどを自動的に表示する機能
6.Pogosticking{※この単語の良い訳がわかりません。どなたか良い案があれば是非教えてください}
ユーザはより早く検索結果にたどり着こうとして検索結果一覧から選択的にクリックしていく。あっちにいったりこっちにいったりしていろいろ試してみるのである。
従ってこの振る舞いへの支援策(サイトやページのデザイン上の工夫)は
- 検索結果一覧上のタイトルや説明文のうち検索キーワードをハイライトする
- (Googleツールバーなどでやっているように)検索結果にジャンプした後も本文中の検索キーワードをハイライト表示する
- 検索結果開く際に別ウィンドウで開くかそのウィンドウ内で遷移させるかを選択させる。ページプレビュー機能も有効
- 検索結果のうち過去に見たものクリックしたものは色を変えて表示する
===当ブログの過去の関連エントリー
- “検索結果の説明文”>“検索結果の表示順”
- エンタープライズサーチはアルゴリズムの時代からナビゲーションの時代へ移った
- 検索エンジンの評価ポイント~検索結果の表示順
- 検索エンジンの評価ポイント~検索結果の妥当性
===関連外部リンク
- “さがす”行為の4類型~さがしものは何ですか?~ (みずほ情報総研ホームページ)
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