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 昨日に続いてTwitterの話。
 Twitterのような多人数へブロードキャストする形式のチャットシステムを組織内で活用する可能性については、既にここオルタナティブ・ブログでは林さんが昨年5月の段階で「社内Twitterの可能性 ~社内SNS・イントラブログに続くか?~」というエントリーを書かれている。
 林さんからは、Twitterの社内利用シーンとして

  1. グループウエアの補助ツール
  2. 簡単な業務連絡・伝言
  3. 進捗状況の報告・共有
  4. プロジェクト管理
  5. 自己のTo Do管理(自分の作業の振り返り)
  6. 空き時間(不在時間・忙しさ)確認
  7. 営業日報確認

{以上の出所は「社内Twitterの可能性 ~社内SNS・イントラブログに続くか?~」、但し吉川が採番と改行を行い整形した}

の7つが提示されている。

 海外でもHiveTalk(ルーマニアのブログらしい)でやはり昨年7月にTwitterの組織内利用のアイデアとして

  1. チーム内でのタスク状況の更新と通知
  2. IM(インスタントメッセンジャー)への状況(プレゼンス)の通知
  3. 個人的な気づきやメモの書き留め
  4. 外出時などで気付いたタスクを瞬時に割り当てる
  5. 社内Wiki等で重要な項目が変更・更新されたことの通知
  6. 急なスケジュール変更の連絡
  7. IMのログを自動バッチ処理的に保管

{以上「7 enterprise uses for Twitter」から吉川が適当に意訳}

の7つの案が提示されている。ざっと見ると大半が「通知」「連絡」用途で残りが「メモ」という感じになっている。このHiveTalkからの案については、ナレッジマネジメントの専門家であるBill Ives氏も、わざわざ「Twitter Enters the Enterprise? 」というエントリーを書いて「別にクリティカルな用途はないじゃん」という感じで否定的に捉えていて、特に「皆に情報が公開される仕組みではセキュリティに問題がある」というような指摘をしていた。

 もっともHiveTalkやBill Ives氏は、インターネット上のミニブログサービスをそのまま企業で使う話をしているようで、もし導入するならイントラネット内に専用サーバを立てる前提の我々日本人的な議論とは若干ニュアンスが違う。まあしかし結論としては、単に通知や連絡の為にわざわざシステムを用意するというのはコスト的にあわなそうなので、私も今のところはTwitterのようなな多人数へブロードキャストする形式のチャットシステムの組織内での普及には懐疑的だ。

 Twitterのビジネス的活用事例集については、Nancy White氏が「How have you used twitter to collaborate?」として整理をされているので参考になる。今後ユーザ層が広がって利用形態がこなれてくると、よりユニークでTwitterならではの活用方法が増えて可能性は広がるかもしれない。

 ただ、Bill Ives氏の最後の問いかけにもあったが、企業内のメッセージ交換ツールとして今後IMが普及・発展していったときには、よりミニブログ的な機能(例えば、RSSを使った他のシステムとの連携機能や気づきの書きとめ機能)が実装・充実されて今のTwitterライクなIMが登場する事は充分に予想できる。

yoi

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吉川 日出行

吉川 日出行

みずほ情報総研勤務。情報共有や情報活用を主テーマにコンサルティングや新ビジネスモデルの開発に携わっている。

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