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 昨日予告していた話であるが、オルタナティブ・ブログにおけるブロガーの投稿状況のデータのうち投稿の休止や再開の動向を見ていて面白い兆候を見つけたので報告したい。

Blog200801_1_3 この調査ではEXCELのシート上にブログ名とブロガー名毎の各月の投稿数を入力していき、ある月に全く投稿が無くなったらブログが休止したという判断をしている。{シートのイメージ図参照}

 

  

ブロガーが飽き始めるとき
 まず一つ目は以前にも報告したが、ブロガーがブログを始めて最初に投稿に飽き始める時期の分析である。以下のグラフは各ブロガーがブログを書き始めた月から最初に投稿数がゼロになった月までの月数を調査してその分布をまとめたものである。ちなみにオルタナティブ・ブロガーの場合、全体の約3分の1にあたる51人のブロガーはブログ開始後一度も休止をしていないので、それ以外のブロガー98人についてのデータになる。

Blog200801_2_2  これをみるとやはり開始後おおむね2~4ヶ月後に投稿が滞るブロガーが多いことがわかる。また分布のヤマが7ヶ月目にもう一つあることから、やはりブロガーの意識は1シーズンや半年といった区切りで変化するようだ。これをブログの運営推進側からの立場からの視点で見ると、ブロゴスフィアの維持・発展の為に、各ブロガーに対して開始後3ヶ月後や半年後あたりに、声かけを行っモチベーションを維持したり新しい記事のきっかけとなるようなネタ面での支援を行うなどの施策を行うことがブログの休止の防止につながるといえる。

ブログの蘇生限界点
 さて、こうして休止したブログであるが多くの場合、そのままブログが永眠してしまうわけではない。1ヶ月2ヶ月という短い休止を経て復活するブログや、時たま思い出したように投稿が行われるブログがいくつもある。この休止&再開というサイクルに注目して、後で再開されたブログについての各休止期間の長さの分布をまとめたのが以下のグラフである。先ほど述べた98人のブロガーのうち再開したブロガーは68人、彼らはその後何度かの休止を繰り返してブログを継続しているので、延べ153回の休止期間(一番多いブロガーで7回の休止があった)を調査した。

 このグラフが非常に面白いのは、休止期間が4ヶ月目、5ヶ月目になると蘇生の確率がグンと下がることにある。ブログの投稿が無い期間が3ヶ月間(約100日)程度であれば、延べ20人のブロガーがブログを再開しているが、これが4ヶ月間になると10人に半減し5ヶ月間(約150日)になると蘇生したブロガーはたった2人になってしまう。
Blog200801_3_2 もちろん半年以上の休止を乗り越えて復活したブロガーも何人もいるが、このデータを見る限りブログの蘇生は100~150日で限界点が訪れると考えたほうが良さそうだ。社内社外を問わずブロゴスフィアを運営・維持する立場になったら、各ブロガーが休止状態になったら2ヶ月から3ヶ月以内に素早くブロガーに連絡を取り、激励を送ったり、相談にのってあげるなどの対処を取ることが必要だ。

 ちなみに以前に「ブログが死ぬとき」というエントリーでインターネット上のブログの死亡判定点は78~100日あたりという数値を紹介したが、実名ブログであるオルタナティブ・ブログの場合、素性や所属を公開していることもあって蘇生限界点は1.5~2倍程度に長くなるようである。

===当ブログ内過去の関連エントリー

yoi

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吉川 日出行

吉川 日出行

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