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 ニコニコ動画が人気である。某アイドル育成ゲームの祭りをはじめ一部でかなり盛り上がっている。ちょっと私も見てみたが確かに結構おもしろい。某祭りで有名な曲のサビなど耳について離れなくなったりもちた。
 ニコニコ動画のパワーはすごい。このサービスでは動画にあわせていろいろな参加者からのコメントが画面に表示されるのだが、動画の盛り上がりタイミングにあわせてこのコメントが画面にドワァーと広がって、まさに画面が埋め尽くされるさまを見ていると何かしばらく忘れていたものを思い出すのだ。

 掲示板方式のコミュニケーションの場においては、皆がそこに集まって同時に同じものを見つめてそれを一緒に楽しんでいるような状況があった。「キター!」とかいう表現はまさにこれを表している言葉だと思うのだが、これはブログやSNSではちょっと味わいにくい。ブログ界では各ブログはオーナーがいる誰かの「場」であり、そこでのコミュニケーションは自分の「場」と他人の「場」のどちらかを行ったり来たりしている状態であり、これはあくまで1:1のコミュニケーションの延長に近くなってしまう。SNSではコミュニティがその役割を期待されるのだろうが、人数が少ないためか参加者の面が割れてしまっているためか、はたまた同期性が確保できないためなのか、なんかこう「場」として一体感が出にくいように感じる。

 これに対してニコニコ動画では、動画のあるタイミングにおいて全員で「キタコレー(´∀`)ーーー!!」と一緒に騒げる。その中には3日も前にコメントした人も含まれているにも関わらず、その瞬間他の人との一体感と、そして何か上手くいえない高揚感が感じられる。タイムラグという壁を掲示板以上に消し去った「場」としてのニコニコ動画には感動する。

 何かを生み出すために「場」の設計や管理は重要で、良い「場」にはこうした一体感や高揚感が必要だと個人的に思っている。ひろゆき氏はニコニコ動画をして「面白くないものが面白くなる」と表現したようだが、まさにこうしたネットワーク上の「場」というものを知り尽くした上での発言の感があり、私も改めてネットワーク上の「場」について深く考えてみたいと思った次第である。※ただニコニコ動画はそのままビジネスには持ちこめそうにはないが・・・

 でもって、ニコニコ動画の盛況さに敬意を表して以前書いた「日本におけるソーシャルメディアの俯瞰図」をアップデートした。以下図とフリーマインドのファイルである。Photo_2

japan_socialmedia_landscape_V1.1.mmをダウンロード

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yoi

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吉川 日出行

吉川 日出行

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