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 ここ数ヶ月、知人(飲み会で知り合った方)を通じて、ダイソン、ノキア、Speedo、任天堂、アドビなどのグローバル専業メーカーの研究開発とマーケティングについて調べていた。

 以前書いた「なぜ日本の家電メーカーはダイソンと同じものが作れないのか?」の時と同じように、今回も知人を頼って情報収集してみた。

 今回は、関西・四国圏にある国産スポーツメーカー(以前、Speedoと提携)系列の工場長の息子さんにSpeedoの新しい水着「LZR RACER」(レーザー・レーサー)を着るとなぜ早く泳げるのかを、”社外に公開されている情報”の範囲内で教えてほしい、と頼んだ。

 私がテレビなどで知っている限りでは、

・新開発の素材(イカのようにツルツルしているのかな?)

・繋ぎ目が少ない(前と後ろの2箇所以外は一体で作られているだろう)

 というところだ。

 新素材なんていうのは日本企業の得意分野であり、すぐに作れるはずだし、継ぎ目のない水着も車のモノコックのような製法で作れると思われるので真似は簡単だ。

さらに、ミズノは昨年5月までSpeedoとライセンス契約を結んでいたので、Speedoのことは十分知っているはずだから、今回のオリンピックまでに日本のスポーツメーカがSpeedoの水着と同じようなものを作ってくるだろうと考えていた。

 しかし、先週には、ご存知の通り、Speedoの水着を着たときだけ世界新記録、日本新記録を更新するという結果となり、昨日、オリンピックでの着用を認める発表が行われた。(それぞれの選手がスポンサーからの承認をえなくてはならないが、ミズノは認めることを発表)

 さて、Speedoの水着の速さの秘訣はなんなのだろう。

 オリンピックを中心にSpeed社の研究開発部門である「aqualab」の水着開発の歴史を追いながら、Speedoの水着を着用すると、なぜ早いのか? なぜ日本の企業が最低4年は追いつけないのかを解明してみたい。

<Speedoの競泳用水着開発の歴史>

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けんじろう

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吉田 賢治郎

吉田 賢治郎

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