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娘がIT会社に技術者として就職してしまった。---- IT会社の魅力とは

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 4月に入り、街は新入社員で溢れている。当社も多くの新入社員が社員食堂や通路を遠慮気味にたむろしている。年内は研修でみっちりきたえられ、来年には凛々しい姿になって配属されるだろう。

 私の娘も無事に就活を終え、今月から新入社員として社会に出たのだが、何を血迷ったのか、IT会社に入ってしまった。
 それも、焼肉定食、、じゃない、弱肉強食の外資系で、さらに、技術に加えて、気力、体力、コミュニケーション力の必要な、システム構築、コンサルを行う事業部つまり「IT技術者」としてである。

5年もすると、
プログラミングでメシが食えるか!? 」(ITmediaブロガーの本のタイトルです)とか
SEからコンサルタントになる方法 」(ITmediaブロガーの本のタイトルです)
みたいな、いっちょまえのことを考えるようになるだろう。

 せっかく外資系のIT企業に入ったのだから、ぜひ、近い将来は結婚して、ITmediaのお母さんブロガーになり、エヴァンジェリストかプロジェクトマネージャー、コンサルタントとして記事を書くようになると楽しいな~と期待している。こうご期待。

 ちょっとふざけたこと書いてしまったが、私は、IT会社には学生では気がつかない大きな魅力があると思っている。あくまで私の個人的な視点、意見だが、NEC、ロータス、IBMの多くの人を見てきた中で感じたIT技術者、営業の魅力は、以下の5つに整理できる。

.お客様、同僚、プロジェクトチームの多くの人と喜びを共有

 IT会社では、技術者も営業も、お客様、プロジェクトチーム、パートナー企業と協力してお客様にシステムや価値を提供していく。多くの人とコミュニケーションをとり切磋琢磨することはとても遣り甲斐がある。
そして成功した時に、お客様、プロジェクトメンバーと一緒に喜びを共有できることは、あらゆる苦しみを忘れさせてくれる。どんなに小さなお客様のシステムでも大規模システムでも同様の楽しみが得られる。特にお客様の笑顔と感謝の言葉は、どんな苦労や悩みも吹き飛ばしてくれる。

.新しいものを作り上げる「ものづくり」の達成感

 今のIT会社の「ものづくり」の楽しみは、見えないものを作ることだ。ソフトウエアを稼動させ、アプリケーション開発することで、企業の組織やプ ロセスがかわっていくのだ。自分が構築した、あるいは販売したシステム、サービスが企業の変革に貢献していくことは、見るのは大きな達成感につながる。

3.自分の成長が感じられる

 自分の成長を自ら感じられ、まわりから評価される機会が多いのも、この業界の大きな魅力のひとつである。自分の作ったシステム、自分のコミュニ ケーション力、リーダーシップを、まわりの人との関係の中から感じられるのだ。自分が成長し評価されることは日々の自分のモチベーションや生きがいにつな がるだろう。

4.常に大きな変化の中で最先端の環境で仕事ができる

 IT会社の中で仕事をしていると、新しい時代、新しい 環境を、最先端の技術に日々触れながら仕事が出来る。それは新しいITだけではなく、新しいチーム運営方法、協業や共有の仕方、新しいコーチング手法、マ ネジメント方法、ダイバーシティ環境など、あらゆる活動に最先端の技術や考え方、手法の中で仕事が出来るのである。

5.キャリアパスを描きやすい

 会社の中で、ラインマネージャー(部長、事業部長)になって給料を上げていく 以外に、エキスパートとしてランクアップしていくことができる。事業部長にならなくても同じ給料を技術者、営業のスペシャリストとして得ることができる。  また、他人にはない自分の個人としての価値を身に着けていけば、比較的容易に転職が可能だ。
 海外で働くことを望むなら、そのチャンスも得やすいだろう。

 就職活動中の学生の中で、IT会社で懸命に働く人たちを「社蓄」などと呼ぶ人がいるらしい。そんなことを言う人がいたら、上の5つの魅力を話してあげて欲しい。

 ITmediaのブロガーの皆さん。上記以外のIT会社に勤める魅力を書いていただけないだろうか。IT業界には、まだまだ多くの魅力があるはずである。

吉田 賢治郎のWeb名詞 : IBM Rep Page

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Comment(4)

コメント

shatic

1〜5をひっくり返すとIT会社ではない業種で懸命に働いて世間から社畜と呼ばれている人たちのイメージそのままで、ものすごくよくできた5項目だと思います(笑

shaticさん
 コメントありがとうございます。 今見直すと、誤字脱字だらけでした、、、。
 それぞれの業界に、それぞれの魅力があるはずだと思っています。
 多分、私にわからないのですが、それぞれの業界にいるかたが見つけてくれるでしょう。

jcn

私もこのような夢を抱いてIT会社に入社しました。
ただ現実は違いました。


1 ⇒システム導入は成功して当たり前。お客様から感謝の言葉などはない。些細な不備が出たときに叱責だけは頂ける。。
2 ⇒見えないからこそ達成感が得られない。構築したシステムが障害を起こさないことをひたすら祈るのみ。起きたら責任の押し付け合い。
3 ⇒客先常駐型はチーム内でいくら評価されても、現場で普段仕事を見ていない上司の好みで評価が決まる。
4 ⇒すべてはお客様の都合。どんなに効果が期待される新技術でも既存慣例の踏襲を良しとする国内企業は過去実績のあるものを受け付けない。
5 ⇒長時間労働で自己研鑽の時間も取れない(時間管理ができてないとかそうゆうレベルじゃない)。給料も昇給制度凍結で上がらない。キャリア転向を目指してもシステム業界から逃れられない。


娘さんが体や心を壊さぬようお祈りしております。

確かにそういう面もあるのかもしれませんね。
これも、部長次第というのもあるかなと思い、何かあれば上司に相談するように言っています。

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