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« 2007年12月17日 | 2007年12月18日の投稿 |
2007年12月19日 » |
きのうの「初音ミク、JASRACデビュー」エントリーはCloseBox史上最高のはてブ数を記録しました(はてなブックマークへのリンク)。読んでくださった方、コメントくださった方々に感謝。この楽曲、「歌手」の今後の運用についてはいまだに分からないことだらけで(JASRACの説明は難解)、ドワンゴ、ニワンゴ、クリプトンなど当事者からのアナウンスかなにかがほしいところですね。
楽曲の作者であるIKA_MO氏からは、「少なくともニコニコ動画ではどのように使用されても使用された方にご迷惑がかからない。おそらくYouTubeも同様」とのコメントがありました。演奏権についてはやはりJASRAC管理のようです。
→その後、このコメントは撤回されました(2007-12-19追記)。
クリプトンからは公式見解が出ましたので、詳細はこちらをごらんください(2007-12-19追記)。
・「初音ミク、JASRAC登録」に対する公式見解 - CloseBox and OpenPod [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
ドワンゴ・ミュージックからは公式謝罪がありました。ITmediaの記事をごらんください(2007-12-19追記)。
・「みくみく」JASRAC登録で「手違い」 ドワンゴ・ミュージックが謝罪
そもそもなんでJ-WIDで調べてみようと考えたかというと、「初音ミクのライブ」を実現するにはどんなことが必要か、なんてことを夢想したからです。
ライブを見たいと思ったのはやはり、この動画がきっかけ。
【初音ミク】melody...3D PV ver1.50 -melody.exe-
これはもう、見ていただくしかないわけですが、「キオ式ミク」3Dデータを使ったありえない質感、ジョジョを彷彿させるキメキメのポージング、現実の歌手ではありえない空間移動など、J-POPのPVでパクられるのではないかと思われる映像表現なわけです。
ニコニコ動画では、2日ちょっとで18万再生、5万コメントという人気を誇っています。見た人は「この感動を共有したい」「できるだけ長く味わっていたい」と思うのではないでしょうか。
優れたPVはその飢餓感をライブに結びつけるものだと思うのですが、この映像+音楽の組み合わせで、「初音ミクのライブを見たい」という欲求が非常に高まりました。
もしも初音ミクのライブがあるとしたらどんな技術、インフラが必要になるのかを考えてみました。
で、冒頭の、「まず著作権クリアしなきゃだからJ-WIDで調べて」に戻るわけです。
実体がないのにライブができるのか、という疑問には、すでにGorillasが応えています。
見ていない人はYouTubeあたりで探してください。
アニメでしか存在しない仮想バンド、Gorillasはグラミー賞のスペシャルライブでマドンナと共演しました。3DアニメーションのGorillasメンバーがマドンナとクロスするところは「いったいどうやってんの?」という感じです。
初音ミクの場合、だれと共演させるの、という問題はあると思いますが。
現在のミクPVラインアップでは、同じ楽曲で複数の優れた映像が上がっている場合があるので、ベース楽曲が同じものはマルチスクリーンで同時に写しだすというのもおもしろいかもしれません。天井まで使うとさらにいいかも。首が痛くなりそうですが。
MCは、リアルタイムモーションキャプチャを藤田咲さんに装着していただいて、動きつきでしゃべっていただくと。
ダンス(があるとすれば)は、やはりモーションキャプチャで。
歌の部分は、リアルタイムは難しいかもしれませんが、多数のPCを切り替えながらReWire、VSTiを駆使してやってもらいます。バックヤードにはそのための訓練を重ねたリアルタイム「ミク」オペレーターが多数。
というような盗撮映像が流れないように、ライブ終了後は、ニコニコ動画でライブを再現。参加した人は優越感に浸りながらコメントして、何度でも再体験できるよといいなあ。そこで追加料金とったとしてもけっこう購入する人っているのでは。
まあ、そういうのはだいぶ先の話になると思うので、とりあえずは【初音ミク】melody...3D PV ver1.50 -melody.exe-のダウンローダブルHD画質版を激しく希望。1000円くらいまでなら軽く出します。
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