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2011年12月21日 »

夫が苦笑いしながら、「俺aggressiveって言われちまったよ」
私から見ると温厚な夫だが、英文email上でのやりとりを"Your..... seems to be rather aggresive."とイギリス人の仲介者が忠告してくれたそうだ。

「相手の主張に賛成できないから、反論を唱えるしかないんだよ。でも英語は母国語じゃないだろ。相手も反論してくるから、俺の説明が通じているか不安じゃない?だから、間違いないように(しつこくねちねちと?)反論の根拠を伝えて・・・aggressiveなんて言われるなんて思いもしなかったよ。でも主張は譲れないんだよなぁ、どうしたらよかったんだろう?」

私も夫も英語はnativeではない。だが、夫も私もaggressiveがほめ言葉でないことはよく知っている。

留学していた頃、非常に積極的にアメリカ社会に溶け込んでいるように見える人がいて、「外国人なのにactiveで羨ましい」と言ったら、アメリカ人に「いやいや、彼はactiveではなくaggressive。いいことじゃないね」と言われ、へぇ、aggressiveってともすればほめ言葉かと思っていたのにそういうことか、と思ったのであった。

夫を慰めようとして、ふと私のとっておきのエピソードを思い出した。
「aggressiveなんて大したことないよ。私なんてYou insulted me!って留学先の先生に言われたんだから!」

そう、本当に言われたのである。英語がnativeでない私だって彼がカンカンに怒っていたことはわかる。

ケロッグビジネススクールに留学していた時、あまりに英語が上達しないのに嫌気がさして、ドイツ語を習っていた。
大学時代にドイツ語を第二外国語として選択した私が、アメリカ人と一緒に初級のドイツ語を習えば、自信もつくさ、という考えだった。

そうして、ドイツ語の授業を受けていたのだが・・・・
他の生徒よりちょっとドイツが上手だった私は、こういう風に授業をやってほしいと先生にリクエストを出したのだ。

そうしたら、真っ赤になって先生は怒り出して、「その学習方法は自分がもっとも否定すべきだと考えている学習法だ。君は僕の教え方を否定するのか!」の後に、「You insulted me!」と言われたのであった。

もしかしたら、外国人故の言葉の失礼さがあったのかもしれないが、まっ、99%、先生の性格でしょうね。とにかく私も、びっくりたまげた。

夫は、笑い転げて、「世界広しと言えど、You insulted me!なんて大学の先生に言われたのは君くらいだよ。そう言われて君はなんて答えたの?」

「たぶん・・I don't mean it.くらいは言ったと思うけど、怒っている先生をいなすような英語力、それこそ、私にはなかったしねぇ。」

今思い起こせば、本当に笑い話だ。

ちなみにその先生は、その後、悪いと思ったらしく、卒業の時に、私に独英辞書を下さった。
今でも記念にとってある(記念って何の記念だ??)

それにしても、You insulted me!ってどれくらい強い意味なんでしょう?
日本でのシチュエーションに置き換えたら、灰皿でも投げつけて、「馬鹿にすんな!」ってタンカを切る感じ?

夫を慰めるという目的は十二分に達したエピソードの披露だったようで、寝る間際まで夫は、「You insulted me!だって・・・」とくすくす笑っていた。

そういや、肝心かなめの夫のaggressive事件はどう決着ついたのだ??

大里真理子

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プロフィール

大里真理子

大里真理子

(株)アークコミュニケーションズ 代表取締役社長
<目指せグローバルなビジネスコミュニケーション!>
翻訳/通訳/ローカリゼーション・Web/クロスメディア制作・
ライティング・人材派遣/紹介を営む

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