マリコ駆ける!:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) マリコ駆ける!

翻訳・WEB・キャリアを極める~楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道~

夫が苦笑いしながら、「俺aggressiveって言われちまったよ」
私から見ると温厚な夫だが、英文email上でのやりとりを"Your..... seems to be rather aggresive."とイギリス人の仲介者が忠告してくれたそうだ。

「相手の主張に賛成できないから、反論を唱えるしかないんだよ。でも英語は母国語じゃないだろ。相手も反論してくるから、俺の説明が通じているか不安じゃない?だから、間違いないように(しつこくねちねちと?)反論の根拠を伝えて・・・aggressiveなんて言われるなんて思いもしなかったよ。でも主張は譲れないんだよなぁ、どうしたらよかったんだろう?」

私も夫も英語はnativeではない。だが、夫も私もaggressiveがほめ言葉でないことはよく知っている。

留学していた頃、非常に積極的にアメリカ社会に溶け込んでいるように見える人がいて、「外国人なのにactiveで羨ましい」と言ったら、アメリカ人に「いやいや、彼はactiveではなくaggressive。いいことじゃないね」と言われ、へぇ、aggressiveってともすればほめ言葉かと思っていたのにそういうことか、と思ったのであった。

夫を慰めようとして、ふと私のとっておきのエピソードを思い出した。
「aggressiveなんて大したことないよ。私なんてYou insulted me!って留学先の先生に言われたんだから!」

そう、本当に言われたのである。英語がnativeでない私だって彼がカンカンに怒っていたことはわかる。

ケロッグビジネススクールに留学していた時、あまりに英語が上達しないのに嫌気がさして、ドイツ語を習っていた。
大学時代にドイツ語を第二外国語として選択した私が、アメリカ人と一緒に初級のドイツ語を習えば、自信もつくさ、という考えだった。

そうして、ドイツ語の授業を受けていたのだが・・・・
他の生徒よりちょっとドイツが上手だった私は、こういう風に授業をやってほしいと先生にリクエストを出したのだ。

そうしたら、真っ赤になって先生は怒り出して、「その学習方法は自分がもっとも否定すべきだと考えている学習法だ。君は僕の教え方を否定するのか!」の後に、「You insulted me!」と言われたのであった。

もしかしたら、外国人故の言葉の失礼さがあったのかもしれないが、まっ、99%、先生の性格でしょうね。とにかく私も、びっくりたまげた。

夫は、笑い転げて、「世界広しと言えど、You insulted me!なんて大学の先生に言われたのは君くらいだよ。そう言われて君はなんて答えたの?」

「たぶん・・I don't mean it.くらいは言ったと思うけど、怒っている先生をいなすような英語力、それこそ、私にはなかったしねぇ。」

今思い起こせば、本当に笑い話だ。

ちなみにその先生は、その後、悪いと思ったらしく、卒業の時に、私に独英辞書を下さった。
今でも記念にとってある(記念って何の記念だ??)

それにしても、You insulted me!ってどれくらい強い意味なんでしょう?
日本でのシチュエーションに置き換えたら、灰皿でも投げつけて、「馬鹿にすんな!」ってタンカを切る感じ?

夫を慰めるという目的は十二分に達したエピソードの披露だったようで、寝る間際まで夫は、「You insulted me!だって・・・」とくすくす笑っていた。

そういや、肝心かなめの夫のaggressive事件はどう決着ついたのだ??

大里真理子

Special

- PR -
コメント
松本 2011/12/15 23:23

aggressive って、そんなに確定的に否定的なんでしょうかね? 私が分かっていないだけかも知れないけれど、もう少しは普通に使うこともあるような気がする。確かに、自分と違う、という感じの言い方にはなるけれど、だからといって否定的ばかりではないような気もするんですけど。

氏家佐江子 2011/12/17 21:06

アメリカでは積極的という意味でポジティブに使いますが、(私の経験では)イギリスではかなりネガティブなようです。でも私がイギリスで働いていたのはバブル時代ですから、かなり前。最近ではアメリカ映画やテレビドラマの影響があるみたいで、言葉の使い方がアメリカ化してるみたいに感じます。(ちなみに私は2008年までアメリカでも働いていました。)

氏家佐江子 2011/12/17 21:22

上のコメントを読み返すと、aggressiveっていうことば良い言葉のように言ってるように取られそうだなと感じて補足すると、私がいた証券とか投資銀行の世界では、ポジティブに使っていたということで、一般的にはネガティブな意味でも使われると思います。
 ロンドンで働いていたころ、私のいたスイスの銀行がシカゴのデリバティブ取引専門の会社を買収して、多くのアメリカ人がトレーディングフロアにやってきたことがあり、その時、彼らは笑いながら米語アクセントで大声でもっとアグレッシブに!なんてイギリス人に言っていたんですが、その時、年配のイギリス紳士然とした同僚が「アグレッシブ、アグレッシブ、フッ。」といった感じで辟易したように独りごちたのを思い出します。当時のイギリスでは、アグレッシブは確実にネガティブな形容詞でした。

松本 2011/12/18 17:45

 松本です、コメントありがとうございます。
 私は、英語ヘタなんですけど、一応はベースになるのはNYとシリコンバレーなんで、aggressiveを良しとする人たちが居たのかなあ、と思いました。
 元の話題については、「イギリス人の仲介者」とのことなので、やはり微妙かも知れませんが、でも、それ程ではないのでは、と改めて思います。

マリコ 2012/01/12 18:39

氏家さん、松本さん
お二人で解決してくださってありがとうございます^^;
松本さんがおっしゃるようにaggressiveってコンテキストによってネガティブにもポジティブにもなりますね。
私は、aggressiveをネガティブの意味合いで使う状況にいるってことです。


コメントを投稿する
メールアドレス(必須):
URL:
コメント:
トラックバック

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/27601513

トラックバック・ポリシー


» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP


プロフィール

大里真理子

大里真理子

(株)アークコミュニケーションズ 代表取締役社長
<目指せグローバルなビジネスコミュニケーション!>
翻訳/通訳/ローカリゼーション・Web/クロスメディア制作・
ライティング・人材派遣/紹介を営む

詳しいプロフィール

カレンダー
2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


最近のトラックバック
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif オンライン会議は無駄を省く
日本マイクロソフトが3月19日に行った「テレワークの日(出社しないDay)」のアンケート調査を行ったところ、興味深い結果がでた。なんと、オンライン会議の方が集合会議よりも効率がよいというのだ。(5/22)

news094.gif 富士通社長が語るICTベンダーとしての心得
富士通の山本正已社長が先週、同社のイベントでICT市場のトレンドやICTベンダーとしての心得などについて語った。その中から示唆に富む発言をピックアップしてみたい。(5/21)

news094.gif 求む、クックパッド男子
高身長も高学歴も高収入もいらない。私が男性に求めるのは「料理の腕」だけです。(5/18)

news094.gif 37歳の常識――我々は一生学び続ける
学び続けなければ衰退するのみだ。(5/18)

news094.gif “コステロ”じゃないよ“コストロ”だよ
ビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」では、約250人のブロガーがITにまつわる時事情報などを、日々発信している。連載最終回となる今回は、その中から「電子書籍」「Twitter」「3.11」を紹介しよう。(4/28)

Special

- PR -

サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ