マリコ駆ける!:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) マリコ駆ける!

翻訳・WEB・キャリアを極める~楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道~

« 2011年9月6日

2011年9月7日の投稿

2011年9月8日 »

去年、設立5周年パーティで「私は10年以内にアークコミュニケーションズの社長を降ります」と宣言した。
ほとんどの株をもっているので、この会社を私の代で終わる、または世襲するという選択肢もある。
会社が永遠に存続するというのは幻想だが、やっぱりアークコミュニケーションズをさらに育ててくれる適任者に代替わりしたい。会社にも人にもフェーズがあり、一人の人間がずっと一つの会社の成長につきそうには無理があると思っているから。

この話をすると、「じゃぁ、後継者を育成しなきゃね」「サクセションプランは立てた?」というありがたいアドバイスをいただくのだが、あまり乗り気になれない。9年なんてあっという間に来るのはわかっているのだが、今の状態で次期社長のことを考えるなんて、なんだかしっくりこないのだ。

そういう時に、ソフトブレーンを起業した宋 文洲さんのメルマガが目にとまった。

経営アドバイザーをやってきたここ数年、たくさんの後継者選びをみてきましたが、正直成功事例が少ないのです。長年をかけて「後継者を育てる」と豪語した社長に限ってその後継者が冴えないケースが多いのです。
(中略)

リーダーは元リーダーが選ぶものではありません。闘争によってのみ本物リーダーが生まれるのです。その闘争の形が自由選挙か、人心掌握かはともかくとして闘争はリーダーとしての力量を正しく測定する唯一の方法なのです。

リーダーは選ばれるものではなく、混乱や困難を通じて生まれるものだと、力説しているのだ。

闘争によって後継者を選んでいる会社で真っ先に思いつくのは、GEである。

前CEOであるジャック・ウェルチ氏が次期CEOとして候補者を3人まで絞り込み、ジェフリー・イメルト氏を後継者に指名したのは2000年のこと。このような厳しい闘争は経るが、いったん社長になるとその就任期間は長い。
また、闘争に敗れた残りの2人を社内に置いておくこともない。しかしながら、その二人は、米スリーエム(3M)と米ホーム・デポのCEOとなっている。

リーダーが生まれるために前任者が出来ること。それはひたすら「チャンス」を与え続けて、自ら勝ち残る人を生み出すことなのかもしれない。
いや、それすらおこがましくて、何もしなくてもリーダーは生まれてくると宋さんは言っているのかな。

<関連エントリー>

2011.9.2 フォワード型からミッドフィルダー型のリーダーシップへ

2011.3.29リーダーシップがないと嘆くより、自分のフォロワーシップを高めたほうが近道

2007.7.29欲しかったのは、社長の肩書きじゃなくて、リーダーシップ力

大里真理子

« 2011年9月6日

2011年9月7日の投稿

2011年9月8日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

大里真理子

大里真理子

(株)アークコミュニケーションズ 代表取締役社長
<目指せグローバルなビジネスコミュニケーション!>
翻訳/通訳/ローカリゼーション・Web/クロスメディア制作・
ライティング・人材派遣/紹介を営む

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
arc
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ