シロクマ日報:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) シロクマ日報

決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

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RSSリーダーが登場して、情報を集めることはだいぶ楽になりました。しかし逆に情報が集まりすぎてしまい、それをどう処理するかという問題が議論されるようになってきています。

例えば以前、アリエル・ネットワークの徳力さんが書かれているコラム「デジタルワークスタイルの視点」にこんな記事がありました:

“情報を読まない”情報収集術――「未読RSS恐怖症」対策(デジタルワークスタイルの視点)

RSSリーダーに未読記事が増えてしまい、しだいにRSSリーダーを立ち上げるのが恐くなるという「未読RSS恐怖症」について語った記事です。徳力さんはこの現代病に対する処方箋として、(1)そもそも未読を全部読む必要なんてない (2)飛ばし読みできるRSSリーダーを使う (3)見落としたものが戻ってくるフィルタを作る、の3つを挙げられています。

どれも「なるほど」という指摘なのですが、僕は(1)の解説中に出てきた「めったに読まないブログは購読を解除してしまえばいい」という一文に関心を引かれました。そう、情報が多いのならば、読める分量に減らせば良いのです。重要だと思うブログだけを選び、あとは購読解除してしまえば良いのですから簡単な話です。しかし -- これは個人的な問題かもしれませんが -- 皆さん、いちどRSSリーダーに登録したブログ、購読解除ってしてますか?

普通のRSSリーダーであれば、登録できるRSSフィードの数に制限などはありません。従って「最近ちょっと読まなくなったな」というブログがあっても、たいていそのままにしてしまいます。また「いつか面白い記事が拾えるだろう」という期待も、購読解除を妨げる原因です。読まなくなったブログを定期的に購読解除するような、そんな習慣を身に付けられないものでしょうか。

以前 Steve Rubel 氏のブログ"Micro Persuasion"で、「RSSリーダーに登録されているフィードが多くなり過ぎたら、いちど全部削除してしまえ」という大胆な提案がありました(すみません、ちょっと記事のURLまで調べることができませんでした)。削除した後で、改めて登録したいと思うブログを思い浮かべて、1つ1つ登録すべしというのです。「本当に重要なブログなら、削除してしまっても思い出して再登録するはずだ」というのが彼の理論。思い切った発想ですが、確かにその通りかもしれません。例えば1ヶ月に1回、必ずこの「リセット」を実行するというルールにしておけば、無駄な情報をずいぶん削除することができるでしょう。

しかし「そんな大胆なことはできない」という方も多いでしょうから、ここはやはりシステム的な解決策を期待するしかないかもしれないですね。例えば登録できるフィードの数、もしくは保管しておける未読記事の件数に制限のあるRSSリーダーや、未読記事が一定数溜まる、もしくは一定期間閲覧のないブログは自動的に購読解除してくれるRSSリーダーなどはどうでしょうか。しかも「削除しますがよろしいですか?」などといったメッセージなしで削除を実行してくれる(聞かれれば「いいえ」を選択したくなるのが人情でしょうから)システムです。こんな仕組みになっていれば、整理が苦手な人でも「読まなくなったブログがいつまでも残り続ける」という事態を防げることでしょう。

以前『「捨てる!」技術』という本を買ってきて、アナロジーから情報の整理整頓術を考えられないかと思ったことがありました。しかし

「部屋の片付けもできない人なのに、そんなこと考えられると思ってるの?」

という妻の一言であえなく断念。システム的な購読解除の仕組みが必要なのは、まさしく僕自身のようです。

アキヒト

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小林啓倫

小林啓倫

株式会社日立コンサルティングの経営コンサルタント。WEBサービスの企画・運営、新規事業の立案などに携わる。個人でPOLAR BEAR BLOGも執筆中。

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