シロクマ日報:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) シロクマ日報

決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

« 2006年5月26日

2006年5月27日の投稿

2006年5月29日 »

今週の【黄金の金曜日】は「あつまり」とのことなので、僕も1つエントリ。

アメリカに「スカル・アンド・ボーンズ(Skull and Bones, S&B)」という秘密結社があります。イェール大学の学生が組織するクラブで、1832年から続くという由緒あるもの。秘密結社といっても既に公に知られる存在になっているわけですが、メンバーは組織について永遠に沈黙を守ることが要求され、その実態は謎につつまれているとのこと。

メンバーにはブッシュ大統領親子も含まれ、父親の方のブッシュは内閣に5人の S&B メンバーを入れたことなどから、「世界を牛耳る秘密結社」というイメージが憑いているようです。実際に Google で検索をかけると、その手の「陰謀論」が次々とヒットするのですが・・・こういった議論に付き合ってもロクなことがないので、ここでは無視します。

面白いのは、その入会時の儀式。Wikipedia の記事によれば、「メンバーは入会時に過去の恥ずかしい秘密を暴露させられ、その秘密を共有することによって結束を深める」そうです。秘密を共有することによって、組織の実態がバラされることを防ぐと共に、「オレたちは秘密を教えあった仲」という仲間意識が働くのでしょう。大学生が「僕は10歳までオネショしてて・・・」などと打ち明けあう姿を想像すると笑えますが、強固なコミュニティを形成するという点では理にかなっています。

考えてみればSNSも、メンバーの招待が無いと参加できないという点では、一種の秘密結社のようなものです(招待抜きで参加できるサービスもありますが)。現実世界の秘密結社が、どのようにして組織の結束を維持しているかを調べてみたら、何か参考になることがあるかもしれません。メンバー登録時に「あなたの恥ずかしい秘密を書いて下さい(※入力必須)(※入力された内容は必ず表示されます)」と要求されるSNS、なんてあったら、S&B並みの結束力を持つオンライン・コミュニティが形成できるかも(僕は参加したくありませんが)。

デジタル化の時代ですから、もしかしたらS&Bやフリーメイソンといった秘密結社も、組織の維持にデジタルツールを活用しているかもしれませんね。秘密結社SNS、なんてカッコイイですが、秘密だけに存在を知ることができないのが残念です。

アキヒト

« 2006年5月26日

2006年5月27日の投稿

2006年5月29日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

小林啓倫

小林啓倫

株式会社日立コンサルティングの経営コンサルタント。WEBサービスの企画・運営、新規事業の立案などに携わる。個人でPOLAR BEAR BLOGも執筆中。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
akihito
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ