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決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

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ナルニア国ものがたり』に『ゲド戦記』。またアカデミー賞も受賞した『指輪物語』と、このところ海外ファンタジー小説の映画化が続いています。僕も子供の頃、これらの作品を寝る時間を忘れて読んだ一人なのですが、小説の内容以外に大好きだった部分があります。それは「地図」。どの作品にも、物語の舞台となる空想世界の地図がついていて、それをジッと眺めながら「この島で主人公が竜に出会ったんだな」とか「こっちの方にある森はどんな場所だろう?エント(指輪物語に登場する木の精)達が隠れて住んでいるのかもしれない」などといった空想(妄想?)をめぐらせて楽しんだものです。

そんな妄想癖のある僕にとって、ちょっと気になるニュースがありました:

■ 地図サイト 架空の場所も製作 -- インクリメント・ピー まず映画用(日系産業新聞 2006年5月18日 第2面)

地図情報サービスのインクリメントP株式会社が、架空の場所の地図サイトを製作するサービスを始めたというニュース。第1弾として、今年6月公開予定の「トリック劇場版2」のPR用に、映画の舞台となった架空の島「筐神島」の地図を入れたサイトを製作するとのこと。このサイトについては、ITmediaの記事がありましたのでそちらをリンクしておきます:

「MapFan Web」で「トリック劇場版2」の世界を再現 (ITmedia +D PCUPdate)

製作されたサイト「筐神島・富毛村オススメ観光名所案内」は既にオープンしていますので(映画上映終了までの期間限定)、ご興味のある方はご確認下さい。

僕のように「地図を眺めているだけで楽しい」という人を満足させるだけでなく、地図という存在は、フィクションの作品に現実感を与えるために欠かせないものだと思います。その作成に現実の地図作成技術が活用されることで、よりリアリティを加えることができるのではないでしょうか。欲しい実際どんな成果が現れるか分かりませんが、期待を込めて注目していたいと思います。

これからフィクションの作品が映像化される時には、精巧な地図がPRサイトに併設されるのが当たり前になるかもしれませんね。またインクリメントPではゲームソフト製作会社からの受注も狙っているそうですから、リアルな地図を頼りに物語を進めるゲーム、なんてものも登場しそうです。個人的には「Google Maps」のようなイメージで、「Google 中つ国」や「Google アースシー」なんてものが登場することを期待しているのですが・・・(※「中つ国」:指輪物語の舞台、「アースシー」:ゲド戦記の舞台)。

アキヒト

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小林啓倫

小林啓倫

株式会社日立コンサルティングの経営コンサルタント。WEBサービスの企画・運営、新規事業の立案などに携わる。個人でPOLAR BEAR BLOGも執筆中。

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