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決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

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2006年4月10日の投稿

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高齢化社会が到来し、シニア層の持つ知識やノウハウに注目が集まっています。2007年問題も見方を変えれば、それだけシニア層が人的資源として重要視されているということでしょう。以前『老人力』という本が話題になりましたが、彼ら持つ知識をまさに「力」として再認識し、活用することが求められていると思います。

先日の新聞で、その「老人力」をブログに活かす試みについて報じられていました:

■ ブログ執筆、年の功生かして -- ライトアップ コンテンツ制作 高齢者に委託(日経産業新聞 2006年4月7日第16面)

WEBコンテンツ企画を行う株式会社ライトアップが、ブログ執筆などのコンテンツ制作を高齢者に委託する事業を始めるとのこと。高齢者向けWEBサイトの充実を目指す企業の需要を見込んでいるそうです。

募集しているのは主に60歳以上の人々で、専用サイト「クリエイターズ・シニア」から無料で応募ができるようになっています。ブログ執筆を行うライターだけでなく、デザイナー、カメラマン、イラストレーターなどの職種も募集されています。

ライトアップさんとは一緒にお仕事させていただいたこともあるのですが、多くのライターさんを抱え、質の高いコンテンツを提供されています。今回の事業も単に「高齢者で文章の書ける人を募集する」というよりも、依頼企業のニーズに合ったコンテンツを作成できる人々を集め、シニアをターゲットしたWEBサイトに相応しい内容を提供されることと思います。

「他人の立場に立ってモノを見る」というのは、簡単そうでなかなかできるものではありません。シニア向けサービスのコンテンツを作るのに、シニア層自身ほど適した人々がいるでしょうか。特に書き手自身の視点が現われるようなコンテンツについては、書き手が同世代であることによって読み手にとっても安心感・信頼感のようなものが生まれてくるでしょう。また現状ではシニア・クリエイターとなって行動できる人は限られているでしょうから、そういった人々が提供できる価値は非常に大きいと思います。

「クリエイターズ・シニア」のトップページには、こんな一文があります:

団塊世代層向けのコンテンツは団塊世代のクリエイターが企画制作していくのが、一番面白く役立つものが出来てくると思っています。

今後は与えられた企画にマッチするコンテンツを提供するだけでなく、シニア層自らが中心となって企画・制作されたコンテンツ、サービスなども増えてくるのかもしれませんね。

アキヒト

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小林啓倫

小林啓倫

株式会社日立コンサルティングの経営コンサルタント。WEBサービスの企画・運営、新規事業の立案などに携わる。個人でPOLAR BEAR BLOGも執筆中。

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