オルタナティブ・ブログ > 経営者が読むNVIDIAのフィジカルAI / ADAS業界日報 by 今泉大輔 >

20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

Eurythmicsネタ:capsule「グライダー」のPVをiTMSで買ってみた

»

先ほど、capsuleのPVが売られていないかと思って、iTMSで確かめてみたところ、以前に買ったSugarless GiRLのほかに「グライダー」があるのを発見しました。プレビューを見てすぐに購入。300円。

ちなみにSugarless GiRLのPVはあの名作「吉幾三×Capsule×DaftPunk×BeastieBoys StarrySky - IKZOLOGIC Remix -」にも主素材として使われています。コシジマさんのStarry skyのサビが入るあたりから流れるモノクロの動画がそれ。

「グライダー」のPVは”雲の間を踊りながら飛び跳ねていく天使”がビジュアルのモチーフで、完璧作り込みメルヘン路線。ギリシャ神話のイカロスが下敷きになっているためだと思います。

これはこれですごく完成度が高いのですが、見ているそばからおかしい。なぜならEurythmicsの引用が随所にあるから。そういえば全体が"There must be an angel~♪"な感じも。

ギターを弾く中田ヤスタカは、Dave Stewartが何かのPVでやる気なさそうにだらーんだらーんとギターを弾いていたビジュアルの完璧なコピーになっているし、コシジマさんも全体にかもしている雰囲気はAnnie Lenoxのそれ。無理くり似せているわけではないけれど、なんとなく全体として、「Annie Lennoxをかわいらしくキメてみましたと」いった感じになっています。Who's That Girlのポラロイドでパチリのシーンの挿入もあります。

EurythmicsのPVはものすごく完成度が高くて、You Have Placed A Chill In My HeartとかShame(リンク先は末尾が切れてます)とか、ものすごいビジュアルの作品がいくつもあります。他のアーティストのPVを色々研究してきたわけではないけれども、Eurythmicsのは買っててよかったという感じがありました。

中田ヤスタカが彼らのビジュアルを引用しているのも、すごく納得できる気がします。(2008/05/08改稿)

Comment(0)