「2年のジンクス」は打破できたが
ブログを書き継いでいくのは、ほんと難しいですね。
ずっと前に「ブログは2年が限界ではないか」ということを書きました。実は、あの自分で上げた投稿に、自分自身も影響されていたところがあり、その、自分で設定したいわばジンクスから逃れるために、かなり奮闘していました。自縄自縛ですよ、まさに。
昨年の8月、9月ぐらいに投稿数がかなり減りました。弊ブログを始めてちょうど2年目のあたりです。
一時はこのまま止めてしまおうかと考えたこともありました。ひっそり退場する…。
けれども、投稿数本の月でも、翌月のオルタナティブブロガーベスト30のリストを見ると、自分の顔が出ているのです。へぇー、何でかと思いました。定常的に読んで下さる方がいらっしゃるのだろう、また、サーチエンジン経由で来られる方もそれなりにいるのだろうと推察しました(その頃はアクセスログをまったく見ていませんでした)。投稿数が少なくてもベスト30のリストに残ったということが3回続き、これがはげみになりました。
それで「2年のジンクス」を自分で打破してやろうと考え始めました。ちょうどその頃、1日に投稿2本のペースで書き始めた方がいらっしゃいました。その方に刺激を受けて、よぉーしオレもやったると再スタートを切ったのが昨年11月。
ひたすら投稿数を増やせばよい、という単純な発想に立って、ひたすらネタを求め、色々書きました。また、新規事業の開業が近づいて来ているので、業務告知も弊ブログで行うと非常に便利だと考え、それもここに入れ込みました。
また、死蔵状態だった「上海経済ツアー」も上げたりとか。
けれども、投稿数を増やということにしゃかりきになっていると、何かが失われてしまうんですよね。端的に言って、つまらなくなる。もちろん”自分の場合は”という限定つきです。
「2年のジンクス」を打ち破るためにがむしゃらに投稿数を増やしたけれども、それはこちらの都合であって、読者様の興味の埒外である、ということは当然あるわけです。
それがわかってきたのが最近の話。アクセス傾向を見ていると、そういう、自分の”たるみ”がよく出ているんですね。
その”たるみ”ですが、その時は一生懸命になっているので、それでいいと思っているのだけれども、後から冷静になって考えると読者様の気持ちにまったく応えられていなかったという、ある種、傲慢な姿勢として捉えられる”たるみ”です。よくないですね。こういう”たるみ”。
それに輪をかけたのが、酒に酔って、読みようによってはかなりな毒ともとれる一文を入れた投稿を夜中に上げて、翌日午前に気づいてあわてて修正したという事件。事件とは言っても、自分的に大きな出来事だっただけで、「あ!」とか気づいた方以外には何でもない些事です。
んー。これはいけませんね。とにかくいけない。
ということで、その後のアルコール断ちにつながります。
(先日、上司が来日した際に食事会がありましたが、アルコールを口にしない人として初めてそういう席に臨みました。初めてですから、がまんしているわけですから、つらかったですね。はっきり言って。でもまぁそのうち慣れるでしょう。自分の場合、宗教的な意味でもアルコールから離れることが推奨されているので、それはそれでよいことなのです。)
そういう経緯があって、「2年のジンクス」は何とか打ち破ることができたものの、単に投稿を上げるだけではダメなんだということがわかり、これから先の方向設定をどうしようかと思い悩んでいるのが今日この頃。
でもまぁ、だいたいの原理原則というのはわかりました。それを後日、書きます。