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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

メモ:GoogleによるYouTube買収で留意すべき点

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時間がないので手短に。

今回のGoogleによるYouTube買収は、1.65ビリオンという金額が適正かとか、非合法系のコンテンツの取り扱いはどうなるのかとか、いろいろな観点で論じることができますが、個人的に気になるのは次の1点。

Googleが持つ世界規模の基幹ネットワークが相当にすごそうだということは通信関係者の間ではつとに知られたことです。現時点でも得体の知れないすごさを秘めているわけです。通信会社を除けば、単独の企業としては図抜けたネットワークだと言われています。

YouTubeの買収をきっかけに、同社はその基幹ネットワークを大幅に増強してくることは、まず間違いありません。現在でさえ非常にすごい基幹ネットワークがさらにパワーアップする。。。
ここに同社の現在の利益、保有している現金資産、そしてこれから加わる新たな収益を投入していくと何が起こるか?

世界中の通信会社がNGNのデザインに没頭しており、その投資の回収に頭を悩ませている時に、Googleは粛々と世界規模の大容量基幹ネットワークを拡充していく。しかも非常に大きなキャッシュの力に裏付けられて。

仮に、2012年ぐらいに、高解像度の動画コミュニケーションが商用化されているとすれば、まずGoogleがそれを採算ベースに乗せる。そんな世界が垣間見えてきます。

大容量基幹ネットワークという点でも、同社の”ヘッド”化がいやましに進むということになるのでしょうか?世界規模の通信会社としてのGoogleが台頭してくる。。。それは避けてよ、というのが正直な気持ちです。

Comment(3)

コメント

今泉さん、こんにちは。以下、FYIです。

Venture Beatというブログに
「5 reasons why Google is looking to purchase YouTube」というタイトルの記事があがっています。
http://www.venturebeat.com/contributors/2006/10/09/5-reasons-why-google-is-looking-to-purchase-youtube/

このなかに、今泉さんのご指摘と同様の、以下の一文があります。

Googles future plans revolve around their dark fiber buying spree, which experts suspect is for building “the world’s largest video server network.”

で、「これに対抗できそうなのはBTとYahooだけかも」だそうな。

"[The] key idea is that Google intends to become the most important video carrier on the planet, and is developing the servers and fiber network to make that possible. As television shifts to the net, only Yahoo and perhaps British Telecom are in position to compete..."

坂和さん、情報をどうもありがとうございます。なかなか興味深い投稿ですね。
Googleが本気で幹線を整備をすると、規模の利益が働いて、めちゃめちゃ安い価格設定でも動画配信の元が取れるということですね。広告単価もめちゃめちゃ安く設定できる。超がつく価格破壊ということになるのでしょうか。
現状、著作権者が納得しない動画公開についても、十分に納得させられる技術的な枠組みをくっつけて、うまく商売にしていくんでしょうね。
独禁法を機能させないとまずいところまで、早晩、行くでしょうね。

匿名

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