NewsPicks トピックス 『デジタル政策と未来社会』のまとめ(2024.11.11~2024.11.17)
2024/11/15
災害に強い通信インフラの強靭化に向けて
https://newspicks.com/news/10847864/body/
大規模災害時には通信網の早期復旧が重要です。能登半島地震の際には、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの各社が速やかに応急対応。
NTTドコモとKDDIは、海上からの通信支援を行うため、船舶基地局を共同運用し、沿岸部での通信エリアの一部を迅速に復旧。また、KDDIは非静止衛星を活用した衛星エントランス回線を用い、伝送路の断絶箇所の一部で応急復旧を実施。ソフトバンクは、ドローンを活用して有線給電を行うことで、基地局への電源供給を確保し、楽天モバイルは非常用電源を省電力運用で延命することで、一時的な通信維持の対応を実施。
固定通信インフラではNTT西日本の報告によると、輪島市や珠洲市などでは複数の通信ビルが停電し、土砂崩れなどによる中継伝送路の損傷が原因で、広範囲で通信サービスが中断。NTT西日本は、移動電源車や可搬型発電機を駆使してビルへの電力供給を確保し、ケーブルの迂回復旧や新設により通信の復旧に。
2024/11/14
未来につながるグリーンイノベーション ~ICEF年次総会から
https://newspicks.com/news/10841741/body/
2024年10月9日と10日の2日間、経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の主催により、「第11回Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)年次総会」を開催。
メインテーマは「How to Live within the Planetary Boundaries through Green Innovation」で、地球温暖化や気候変動問題に立ち向かうためのグリーンイノベーションの役割が議論。
プラネタリー・バウンダリーは、地球が安全に活動できる限界を示す科学的な枠組みで、この枠組みを維持しながら、気候変動、エネルギートランジション、CO2除去技術、水素エネルギーの利用、さらには原子力エネルギーの未来に至るまでの幅広い議論に。
2024/11/12
日本のエンタメ・クリエイティブ産業のこれから
https://newspicks.com/news/10830542/body/
経済産業省は2024年11月6日、「第1回 エンタメ・クリエイティブ産業政策研究会」を開催。
エンターテインメント・クリエイティブ産業は、世界規模で見ても成長著しい分野の一つ。2022年には世界のコンテンツ市場が135兆円を超え、石油化学や半導体を上回る市場規模に。
デジタル化の急速な進展は、エンターテインメント・クリエイティブ産業の構造を大き変化。
エンタメ・クリエイティブ産業振興に向けた方向性
・戦略的な海外市場の獲得
・クリエイター人材の確保と育成
・創作活動を支える環境の整備と構造改
・IPを活用した地域活性化と他産業への波及効果
・デジタル技術の活用と新たな技術進化への対応
エンタメ・クリエイティブ産業の成長には、好循環モデルの確立が重要に。
2024/11/12
3つの循環を目指す「経済産業政策の新機軸」
https://newspicks.com/news/10825548/body/
日本は少子高齢化や長期的な経済停滞など、さまざまな課題に直面。こういった課題を解決し、持続可能な成長を実現するため、政府は「経済産業政策の新機軸」を掲げています。国内投資の拡大、イノベーションの促進、国民所得の向上という3つの循環を目指し、成長エンジンとしての産業政策を展開
具体的には、イノベーションの支援、規制や制度の整備、標準化の推進、そして国際連携といった政策ツールを総動員し、経済成長を図るアプローチ