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2022年の「複業」を振り返る

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今年は、自分自身、これまでの経験のない複業にチャレンジした年でもありました。

■大学 非常勤講師

1つ目は、大学の非常勤講師です。今年4月から、埼玉工業大学 工学部 情報システム学科にて、前期の水曜日の3限と4限に「情報システム実習」の講義を担当しました。

2021年10月から2022年まで、社会構想大学院大学 実務家教員養成課程での学びもあり、非常勤講師の採用枠に合格し、大学で授業を担当することができました。

スクリーンショット 2022-12-27 211158.png

実践内容
2022年度4月から、実務家教員として、埼玉工業大学 工学部 情報システム学科の非常勤講師として、2年生の情報システム実習(必須科目)を担当しました。

本実習では、学生が情報関連の分野を個別の知識として修得するのではなく、学生が各々の関連性を意識しながら、IT機器(パソコン)を活用し、実務経験を活かし、体系的学ぶための実習授業の設計と実践に関する成果について、発表を行う形式をとりました。

実習授業の概要と全体設計
AIやIo、ビッグデータ等の活用によるデジタル化や5G等の進展や利用用途の多様化が進んでいる中、「クラウドコンピューティング」「IoTネットワーク」、「5Gネットワーク」を中心に、パソコンを活用し、Microsoft PowerPointや指定のアイコンを活用し、利用別のシステム構成図作成等による実習を通じて、クラウドやネットワークに関する基本的な技術やそれらを組み合わせた利活用モデルについての知識を取得するという授業モデルで実施を行いました。

良かった点
IT機器(パソコン)を利用を前提とした実習学習(30分講義/70分実習)
→学生自身が、パワーポイント(アイコン)等を活用して、テーマ設定型や課題解決型のシステム構成図のレポート作成ができた

ユーザ企業の立場でのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進や、ITベンダの立場からのDX関連の提案やシステム設計の土台となる基本的なスキルの習得が可能に
→学生が、企業に入社してから活用できる実践的な内容の概観が理解できた

今後の課題
30分の講義内容は、概要のみにとどまり、時間も限られているため、講義についていけない学生も一定数いたため、フォローアップの仕組みの検討が必要
実習が各3回のみ(×4班)となるため、内容の掘り下げ(システム構成等)が十分ではなく、テーマを絞った設定も検討が必要

といった感じでした。

■自治体 広報PRアドバイザー

2022年5月から2022年11月まで、伊勢崎市の広報・PRアドバイザーとしてお世話になりました。

本当に貴重な経験をさせていただきました。次回、機会があれば、また行政の広報・PR業務に携わってみたいと思います。

<広報誌>
表紙等のデザインのあり方(他の自治体とも比較)
→市民等からのデザイン募集(2022年11月実施予定)
台割表を活用した企画検討
大学の学生などの共同企画
現地での参加(銘仙、いせさき祭り等)

<ホームページ&AIチャットボット>
ホームページの更改に向けた検討(2023年2月予定)
AIチャットボットの導入(2022年8月1日)

<SNS>
市民のSNSの利用状況調査(アンケート)
Instagramの利用検討 等

<その他>
・広報指針のあり方検討
・広報アンケート、市の情報に関するアンケート実施
・シティプロモーション 等

伊勢崎市の広報誌の募集も行いました。

「広報いせさき」の表紙ロゴデザインを募集します【募集終了】
https://www.city.isesaki.lg.jp/boshu/13556.html

※関連URL

伊勢崎市 広報・PRアドバイザーに
https://blogs.itmedia.co.jp/business20/2022/05/_pr.html

■企業アドバイザー

企業のアドバイザーとしても、いくつかのアウトプットを出すことができました。

■編集者として

ビジネス+ITなど、いくつかの連載を通じてさまざまな機会をいただくことができました。

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