サプライチェーンデータ共有ニーズのユースケース
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経済産業省は2022年10月14日、「第1回 サプライチェーンデータ共有・連携ワーキンググループ」を開催しました。
今回はこの中から、 サプライチェーンデータ共有ニーズのユースケースについてとりあげたいと思います。
本グループでは、先行事例やヒアリングから、大きく5つの領域のデータ共有ニーズを確認しています。
サプライチェーンの強靭強化
サステナブルサプライチェーン
サプライチェーンの効率化
エンジニアリングチェーンの連携
新しい産業価値創出
サプライチェーンの強靭強化においてのサプライチェーン構造では、サプライヤルチーの可視化や共有といった取り組み例をあげています。
今後注目されていくのが、サステナブルサプライチェーンです。今後、カーボンフットプリントの可視化や共有や、環境規制の対応に向けた可視化や共有など、さまざまな取組が想定されます。
データ共有ニーズのパターン
出典:経済産業省 第1回 サプライチェーンデータ共有・連携ワーキンググループ 2022.10
それぞれの5つの領域では、より詳細にユースケースを整理しています。日本企業視点では、「SC構造可視化」や、「サステナブルSC」関連に業界横断ニーズがあるとしています。
ユースケースリスト
出典:経済産業省 第1回 サプライチェーンデータ共有・連携ワーキンググループ 2022.10
ASEANと共創するユースケースの評価では、SC途絶リスク可視化と、GHG可視化を本WGで検討する優先ユースケースに設定しています。
ASEANと共創するユースケースの評価
出典:経済産業省 第1回 サプライチェーンデータ共有・連携ワーキンググループ 2022.10
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