IoT機器を狙った 攻撃は4年に約5.8倍に
»
総務省は2017年10月26日、「円滑なインターネット利用環境の確保に関する検討会(第1回)配付資料」を開催し、サイバーセキュリティ等に係る現状と課題についての情報を掲載しています。
インターネットに障害を及ぼすサイバー攻撃の動向では、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)よる観測では、未使用のIPアドレス30万個(ダークネット)を活用し、グローバルにサイバー攻撃の状況を観測しており、IoT機器を狙った攻撃が急増しているとしています。
出所:総務省 円滑なインターネット利用環境の確保に関する検討会(第1回)2017.10
IoT機器を狙った 攻撃は、201年から約5.8倍となっています。
出所:総務省 円滑なインターネット利用環境の確保に関する検討会(第1回)2017.10
IoT機器のセキュリティ上の課題では、IoT機器は、製造業者や利用者が機器のセキュリティ対策を講じる上で制約があり、また、長期間インターネットに接続されることから、乗っ取られやすく、サイバー攻撃に用いられやすいとしています。
また、IoT機器は数が多く、今後も急増する見込みであるため、乗っ取られる機器数も多くなり、攻撃に用いられるとインターネットの通信に著しい支障が生じるおそれがあるとしています。
出所:総務省 円滑なインターネット利用環境の確保に関する検討会(第1回)2017.10
SpecialPR