各省庁のオープンデータの取り組み事例
政府のIT総合戦略本部のデータ流通環境整備検討会は2016年10月14日、「オープンデータワーキンググループ(第1回)」を開催し、【オープンデータ2.0】における強化分野に係る取組みや、主要省庁からの事例紹介、地方展開及び海外との連携について検討を進めています。
今回は、国土交通省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の事例をご紹介したいと思います。
【事例紹介①】G空間社会の実現に向けた取組の推進(国土交通省)では、国土に関する地理空間情報を整備・更新し、検索・閲覧・入手できるサービスを提供しています。
出所:IT総合戦略本部 オープンデータワーキンググループ(第1回) 2016.10
【事例紹介②】ICTを活用した歩行者移動支援の推進(国土交通省)では、屋内外の電子地図や屋内測位環境等の空間情報インフラの整備・活用、および移動に資するデータのオープンデータ化等を推進し、民間事業者等が多少なサービスを提供できる環境を整備するとしています。
出所:IT総合戦略本部 オープンデータワーキンググループ(第1回) 2016.10
【事例紹介③】 文部科学省における主な公開データについてでは、教育負担軽減やスポーツ・文化の成長産業化等について文部科学省関連の主なデータ・コンテンツの公開を進め、データカタログサイトへ登録しています。
出所:IT総合戦略本部 オープンデータワーキンググループ(第1回) 2016.10
【事例紹介④】 厚生労働省 オープンデータ2.0での取組を予定している主なものでは、保育サービスの充実、介護サービス基盤の確保、健康寿命の延伸、働き方改革等の政府課題の評価や推進に資するデータを政府データカタログサイトに順次登録していくとしています。
出所:IT総合戦略本部 オープンデータワーキンググループ(第1回) 2016.10
【事例紹介⑤】 政府が保有する法人情報のオープン化、利活用環境の整備(経済産業省)では、公開可能な法人関連情報について、一括検索、閲覧、取得を可能とするシステムの構築を行い、民間企業等によるオープンデータの利活用の推進を図るとし、平成29年1月の全府省庁版「法人ポータル(仮称)」の稼働に向けて、各府省庁が保有する調達、補助金、表彰といった法人関連情報の提供を依頼中としています。イメージは以下のとおりです。
出所:IT総合戦略本部 オープンデータワーキンググループ(第1回) 2016.10