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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

あらゆるコト、モノ、サービスが自動化されていくということ

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IoT、ビッグデータ、クラウド、ソーシャル、モバイル、スマートマシン、デジタルビジネスなど、ITの領域において、さまざまなキーワードが時代の変化にあわせて登場しています。

これらのキーワードの大きな流れは、「自動化」がさらに重要なテーマになっていくと考えています。

いくつか例をあげてみましょう。

クラウドサービスの運用自動化

クラウドサービスは、システム環境にあわせて、膨大なコンピューティングリソースの環境を構築し運用していくにあたって、運用の自動化に伴う効率化が重要となります。クラウドの領域においても運用自動化ツールが充実してきています。近い将来、運用自動化ツールにおいてAI機能の搭載が進むようになり、より自動化が進むようになるでしょう。

自動車の運転の自動化

自動車において、自動運転車や自動走行車と呼ばれるように、運転の自動化に向けて各社開発を進めています。自動運転には、レベル1から完全自動運転のレベル4までの設定されており、数十年のスパンでみれば、完全自動運転も実用化され、市場化されていくでしょう。

受付の自動化

店舗の受付、電話の受付、窓口の受付といったように、ユーザ対応においての機械による自動化が進んでいくでしょう。

家事の自動化

自動掃除ロボットや全自動洗濯機、自動食器洗浄といったように、家庭内にも自動化が進んできています。2015年10月にパナソニックと大和ハウス工業と共同で、全自動洗濯物たたみ機「ランドロイド」の開発を進めているという発表があったように、家事においての自動化はさらに進んでいくでしょう。

物流の自動化

Amazonの「ドローン」による自動配送「プライムエアー」が話題になりましたが、自動運転配送車や自動運転トラックなどの開発も進められています。ECの普及が進み、配送のためのトラック運転者の不足も深刻化しており、物流センターのロボットによる自動化なども含めて、自動化が進んでいくでしょう。

工場の生産(組み立て)の自動化

インダストリー4.0に代表されるように、工場のオートメーション化による製造業の競争力強化が重要となっています。これまで、製造業においては、人件費のコストに占める割合が多くを占めていましたが、ロボットなどによる自動化が進めば、日本で製造する(made in Japan)のメリットも高まっていくかもしれません。

医療サービスの自動化

医療においては、IBMのワトソンに代表されるように医療診断で活用することにより、これまでの膨大な医療データや診断情報にもとづき、適正な予防や異常検知などを行えるようになるでしょう。

故障予測の自動化

部品の劣化などを自動的に検知をし、故障時期を予測して予め部分を調達するといったように、事前の故障予測を自動化することで、自動車や製造業など、さまざまな分野において、安全性が高まり、製造工程の効率性も高めることができるでしょう。

農業の自動化

自動運転トラクターやセンサーによる栽培状況の把握など、農業分野では自動化できる分野は、多くあります。農業従事者の高齢化が進む中、農業の自動化、プロフェッショナル化は、日本の農業を支えていくためにもさらに重要なテーマとなっていくでしょう。

街全体の自動化

スマートシティにも代表されるように、街全体が自動化されることで、人×モノ×プロセスの動きが適正化され、安全に快適に暮らせる社会を実現させていく動きも重要なテーマとなるでしょう。

知的労働の自動化

そして、人間にとって、雇用の機械への置き換えが進むと指摘されているのが、知的労働の自動化です。ロボットが人間の上司になるという予測もあるように、これまで人間にしかできない領域での置き換えが進んでいくことが予想されます。人間にできないことは何なのか、中長期的なキャリアパスを考え行動していくことが重要となっています。

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