地方に住み、東京で働く(1)新幹線通勤15年
1998年12月25日に群馬県前橋市の勤務から東京の勤務となり、2014月3月25日で15年3か月、群馬県高崎市から東京まで新幹線通勤を続けています。人生の3分の1以上、そして、社会人の4分の3以上が新幹線通勤をしている計算になります。
東京への新幹線通勤が始まった当初は、朝早く起きるのがつらく、2時間近くもかけて通勤することが、非常に憂鬱に感じる日々が1年以上続きました。次第に起床時間にもリズムが慣れ、新幹線の中での時間の過ごし方や、東京での勤務にも慣れ、今となっては、新幹線通勤が自分にとっては、快適な時間と空間になっています。
新幹線に乗っている時間は高崎駅から東京駅まで約1時間の道のりです。朝は、だいたい高崎発の始発電車に乗り、日本経済新聞を一通り読み、経済や社会の大まかな動向をチェックします。また、スマートフォンでフェイスブックもチェックし、友人・知人との情報交流を図るよう心掛けています。
新幹線が出発してから、15分後ぐらいに睡眠に入ります。概ね0時過ぎに睡眠に入り、5時に起床するため、新幹線の移動時間の睡眠時間は自分自身の健康にとっても貴重な時間です。新幹線の中で二度寝することで、体調も良くなり、睡眠不足と感じることもほとんどありません。
帰りの新幹線では、読書、ネットなどでの情報収集、ブログの下書き、仕事の整理、頭の整理、睡眠、お酒など、時間の有効活用をしています。
一番多く時間を費やしているのは、情報のインプットです。ネットでクラウドやビッグデータ、オープンデータ、政府の情報通信政策など、興味のあるテーマの情報収集を行います。
情報収集で主に活用しているツールは、SmartNews、グノシー、Flipboard、RSS(Feedly)、はてなブックマーク、Twitterやフェイスブックなどを使い、その日のトレンド情報のおおむねチェックを行います。新幹線通勤など、おおむね1日に50ぐらいのニュース記事はチェックしていると思います。
記事の中で、個人的に注目度の高い記事については、OneTopiでクラウド、ビッグデータ、オープンデータ、情報通信政策、スマートシティ、スマートグリッドなどのカテゴリで記事を収集するといったようなキュレーションを行います。
情報のインプットの後は、ブログや書籍、連載記事などのアウトプットのための情報整理を行います。情報整理には、マイクロソフトのOneNoteを使い、Windows 8.1、MacBook Air、iPad mini、スマートフォン(Android OS)など、自分が持っているどの端末からも情報の整理ができるようにしています。
ブログとして掲載しようと思ったテーマについては、Windows Live Writerを使い、ブログの下書きをします。新幹線通勤のおかげでブログを2300日以上書き続けることができています。
新幹線通勤を始めてからの大きな変化は、本を読むようになったことです。学生時代や20代半ばまでは全く本を読まなかったのですが、新幹線の中では時間に余裕があるため、本をたくさん読むようになり、知識として蓄えることができるようになっています。
そのほか、時にはお酒を飲んだり、いろんな考えごとをしたりと、自分自身の空間を楽しんでいます。
新幹線通勤の往復2時間は、長くて遠いのですが、自分自身の有効な時間活用ができるようになり、一日の生活の中で欠かせない時間となっています。