TwitterからNGNまで
無料のIT系の専門誌の「IT Leaders」の特集『TwitterからNGNまで ネット技術 8つの最前線』はなかなか読み応えがありました。
目次だけ少し引用させていただきます。
PART1 ビジネスパーソンのソーシャル活用術
PATR2 加速するパラダイムシフト
PART3 拡大する「産業逆転現象」
PART4 アメリカで浸透するSNSのビジネス活用
PART5 個人と企業に定着したフィード
PART6 注目ネットサービス ショーケース
PART7 IPv6の離陸に向け、環境整備は着々進行
PART8 WiMAXとNGNで充実するブロードバンド環境
PART1はTwitterとLInkedinといったソーシャルメディアのビジネス活用について書かれています。なんと、オルタナ・ブロガーの加藤恭子さんが執筆されています。PART2からはSNSやフィード等がビジネスに本格的に活用されている事例やモデルが紹介されています。プライベートSNS構築用のツールやサービスが充実してきているようです。Twitterの事例もなかなかおもしろいです。例えばDellOutletのTwitterのフォロワーは2009年6月末現在で70万人を超えています。
PART7からはネットワーク中心に書かれています。まずIPv6関連でIPアドレスの枯渇問題とIPv6普及のための取り組み。そしてPART8ではWiMAXやNGNの動向について書かれています。
個人的に注目しているのは、情報通信機構(NICT)が2006年からスタートされた「AKARI」プロジェクトで新世代ネットワーク(New Generation Network:NWGN)です。NGN等とは異なりIPを使わないネットワークです。既に研究が始まっており、2016年頃には一部移行が始まっているかもしれません。
特集のタイトルにある「TwitterからNGNまで」は、レイヤがかなり違いますが、これらの最前線の動向にはなんとかキャッチアップしていきたいと考えています。