一番の売れ筋ジャンルは「クラウド」
ITproの2月19日の記事でおもしろい記事がありました。八重洲ブックセンターのコンピュータ書担当のインタビューが掲載されているのですが、一番の売れ筋ジャンルはクラウドということです。1月のベスト10は以下のとおりです。
1.システムはなぜダウンするのか(日経BP出版センター)
2.クラウド・コンピューティング(朝日新聞社)
3.ITロードマップ(東洋経済新報社)
4.合格への総まとめ 応用情報・高度午前共通知識対策
5.クラウド化する世界(翔泳社)
6.Amazon EC2/S3クラウド入門(秀和システム)
7.ITアーキテクトのためのシステム設計完全ガイド(日経BP出版センター)
8.これから情報・通信市場で何が起こるのか(東洋経済新報社)
9.ITパスポート(技術評論社)
10.応用情報技術者合格教本
インタビューの中でクラウドの書籍について触れられています。
「『クラウド・コンピューティング』は新書という手ごろなサイズが受けたわけだけど,初登場2位とは予想してなかった。5位になった既刊書の『クラウド化する世界』だって,勢いは落ちてない。2月には,東洋経済新報社から『クラウドの衝撃』も発売されて,既にかなりの実売をあげているし,同じ新書サイズでインプレスから『クラウドコンピューティング入門』も出た。まだほかにも刊行予定はあるし,今いちばん期待のもてるジャンルだな」
この後の刊行は、「クラウド・ビジネス」入門 -世界を変える情報革命とクラウド グーグルの次世代戦略で読み解く2015年のIT産業地図です。2月までに合計7冊の本が書店に並ぶことになります。
果たして、クラウドの売れ筋がどこまで続くのか興味深いところです。