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Web2.0時代の働き方と生き方って何なのか?

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Web2.0時代になって、皆さんは自分の働き方や考え方に変化を感じていますか?

 
THE21
10月号に『巻頭スペシャル対談「ウェブ2.0時代」のビジネス論』で、梅田望夫氏と任天堂社長の岩田氏の対談があり、大変興味深く読ませていただきました。(梅田氏の関連ブログ

 
梅田氏が、対談の中で「ウェブ2.0時代」の働き方について述べています。

かっては、自分の志向性に合う仕事を見つけるのは至難の業でした。だからやりたいことよりも、社会を上手に生きる処世術を身につけることにみんな一生懸命だった。でも、いまはネットというインフラが整備されたおかげで、自分の志向性を生かせる仕事と出合える機会は圧倒的に増えました。

 
確かにそのとおりだと思います。ネットがあれば、今の仕事も自分に好きな仕事に進化させていくことも不可能ではありません。

 
もう一つ梅田氏の言葉で興味深い言葉がありました。

“傷つくのが怖い”なんていうのは、もっともウェブ2.0的ではないということです。

 
つまり、今の仕事に対しても前向きに取り組み、失敗を恐れず取り組んでいくことができれば、仕事のチャンスや世の中から認められるチャンスは来るであろうということです。

 
ブログを書くことを少し例にあげてみましょう。

ITmeidaオルタナティブブログを書いている人は、社長や優秀なコンサルタントの方等すごい人ももちろんいますが、普通のサラリーマンをしている人もいます。私は後者で普通のサラリーマンです。ですが、傷つくのを恐れず勇気をもって、実名を出して、ITの世界に何か自分の足跡を少しでもいいから残したいという意欲で書き始めたのがきっかけの一つです。

 
会社でサラリーマンをしていれば、部長や上司への報告で終わってしまうことも、実は世の中に発信していければ、もっと人のためになることもあるのかもしれません。(社外秘の範囲内で・・)また、
ITmedaにブログを書くには、それなりに有益な情報を提供していかなければいけないというプレッシャーはあります。情報を発信することの充実感と責任を感じながら書くということは、自分自身の成長のきっかけにもなり、自分の志向性にあった活動につながるのではないかと考えています。

 
Web2.0
時代の働き方や生き方、まだまだ理解していないところもありますが、私たちは比較的幸運な時代に生まれたのかもしれません。(と思いたい)


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