« 2009年8月12日 | 2009年8月13日の投稿 |
2009年8月15日 » |
スタッフに最近よく言う言葉は「プロフェッショナル」と「プロアクティブ」。どちらも英語だ。プロフェッショナルは既に日本語としての市民権をとっているが、困ったのがこの「プロアクティブ」という単語の認知度。
辞書を引くと「先を見越した、事前に行動を起こした」などと訳されている。
個人的には、Proactiveはこの反意語のReactiveと対で考えたほうがその意味するところがわかりやすいと思う。
つまり事が起こってから行動するのがreactiveで、事が起こる前に行動するのがproactiveなのだ。
3手先を読むというか、考えてから行動するというか・・・同じ意味を表わす言葉はあるのだけど、皆がわかりやすく、しっくりくる日本語がない。
誤解を恐れなければ、日本語の「気が利く」というのが一番近い気がしている。気が利く人って、相手の考えていることや感じていることを先回りするから。
でも「気が利く」というと、今はやりの「空気を読む」という単語につながりやすい気がして私はあまり使いたくない。個人的に空気は読まないほうがよいと思っているので。(空気を読むより正しいことをすることが大事だと思っているので)
アークコミュニケーションズは翻訳サービスも営む会社だし、ProfessionalとProactiveでPの韻を踏んでちょうどよいと思っているので、英語のまま使っている。
でも、標語や社是にちょうどよい、素敵な日本語訳を今も考えています。
御意見ください。
« 2009年8月12日 | 2009年8月13日の投稿 |
2009年8月15日 » |