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先日、新聞デビューを果たしてしまった父ですが、この件と前後してテレビへの出演依頼が来ていました。晴れて出演を果たしました。なんとインターネットで登場シーンを見ることができます。しかもDRMなしで。
IEからはこちらをクリックすると動画が再生されます。(褒められたリンクの仕方ではないですが)
http://www.nhk.or.jp/nagoya/hot/waza02.asx
実の息子のブログということで、ちょっと多めに見てもらってキャプ画像を貼らせていただきます。
この観覧車は子供が遊ぶものなので、できるだけ故障の少ないよう考慮されています。NHKの動画を見るとグリングリン回転する様子を見ることができます。
私が小・中・高時代を過ごした部屋は今や父の仕事部屋です。父上、PC2台を並べて使うのはマニアっぽいからやめてください。父が使っているソフトはJW_CADです。かれこれ10年くらい使っているんじゃないかと思います。父の現場にISDNが開通した時、TOTOのサイトから浴槽か洗面所か何かの図面をダウンロードして、建物の図面に取り込んで表示したときはインターネットって便利だなーと思いました。
父が出た番組は4月23日の「ほっとイブニング」です。地元密着型の番組で、キャッチコピーは「~魅せます東海のすべて~」だそうです。東海地方の出身でなければ東海三県のつながりというのもピンと来ないかもしれませんが、わりと愛知、岐阜、三重は仲良くやっていると思います。それもこれも地方局が合体しており、こういった番組を通して情報を共有しているからではないでしょうか。
NHK名古屋放送局 ほっとイブニング
http://www.nhk.or.jp/nagoya/hot/
このページに「東海の技動画コーナー」というのがあります。いつからうちの父が東海地方を代表する技能の持ち主になったのかは知りませんが、三重県出身で愛知に住まいを構え、岐阜県にもちょくちょく工事を監督しに行っていたのであながち間違いでもないかもしれません。その他、東海の技動画はここに集められていくようです。
NHK名古屋放送局 ほっとイブニング 東海の技動画コーナー
http://www.nhk.or.jp/nagoya/hot/toukainowaza.html
さて、これだけだと内輪ネタで終わってしまうので少しだけ考察を。この番組のほかの部分については動画が配信されていないのに、なぜか父を始めとした「東海の技」コーナーの皆さんの動画が配信されています。これってきっとタレントさんなどと違って権利の処理が不要だからなのではないでしょうか。
父は「ネットでも配信される」という話は聞いていたそうで、このサイトのURLをメールで教えてくれました。私の父は芸能人ではありませんので、ネットで何回再生されようが、ローカルに保存されようが困る事はありません。このあたりのところは栗原さんであったり、佐々木さんであったり、MIAUの小寺さんであったりがたびたび話題にされてきたことであるかと思います。
今回、こうして身内の動画がネットに流れたわけですが、特に不安はありません。いわば実名ブログのようなものでしょうか。やるまでは不安だったけれどもやってみると拍子抜けするような感じです。当の父はこれで忙しさが倍増し、明るいうちは作業場で木工を行い、日が暮れてはCADで設計図を引くというサブロク協定に守られない立場の厳しさを実感する生活を送っているようです。子供が遊びに来る土日は余計忙しいので大変です。
なお、取材に来たのはNHK名古屋放送局の辻本瑠美奈キャスターだったそうなのですが、取材に先立って本人から電話が入って事前インタビューがあったそうで、父も気持ちよく取材を受けることができたそうです。ネット配信されている動画にアナウンサーの方が映っていないのは、ネット用にカットしたのか元々そういう編集だったのかわかりません。
話はこれだけに留まらないようです。狭い東海地方のこと、そう潤沢にニュースがあるわけではありませんので、他局からも問い合わせがあったりするようです。既に東海地方の某テレビ局への出演予定が固まったりしているそうで、息子としては自分自身の老後はもう少しのんびり過ごしたいな、と思うのでした。
一般システムエンジニアの刻苦勉励 > 父の記事が朝日新聞(愛知版)に載った
http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2008/03/post-2bad.html
基本情報を受けた方は自己採点でおおよその合否がわかっていることかと思います。
その他の試験も論文を除いてTACやiTECのサイトに解答速報が掲載されました。
4月情報処理技術者試験 解答速報|資格の学校TAC[タック]
http://www.tac-school.co.jp/sokuhou/joho/joho0804.html
本試験解答情報 | 本試験について | 株式会社アイテック
http://www.itec.co.jp/siken/sokuho/2008s/
毎年思うのが、これらの速報および受験者の解答とIPAの解答の間にいくつかの違いがある場合にどのように採点されているのだろう?ということです。
例えば今年、システム監査技術者の試験ではデュアルコントロールに関する問題が出ました。デュアルコントロールとは監査の基本的な考えの1つである「牽制」に関するものです。2人一組で作業を行うことで、お互いにミスや不正を指摘し合うことができるため、リスクを低くすることができます。
まず出題では、「オペレータは2人一組で仕事をする」というような記述がありました。この2人一組で、というのがデュアルコントロールの事を言っているのか、それともただ単にシフト上ペアで入れてあるだけなのか、これ以上明確な表現がないためわかりませんでした。
そしてそのオペレータが不正をするかと考えるか、それともデュアルコントロール下にあるので不正は考えなくて良いと考えるかによって解答が変わってくるような問題がありました。こういった問題では出題者が想定する答えと解答者が問題文だけから判断して作成する解答が異なって当然です。こういった場合に必要になってくるのが別解です。
この別解が存在するか否か、はっきりとしたことが明かされたことはないはずです。出題の都合で2つ解答があるとか、まちがって2個解答がある問題を出してしまったということではなく、蓋を開けてみたら多くの人が誘導された解答があった(それが出題者の想定外だった)という際に、どのようなガイドラインに沿って対応されているのか事前には知らされていません。
大学入試センター試験やTOEICもそうですが、大規模なテストは解答用紙が返却されなくても疑問に思わない風潮があります。しかし我々が小学生や中学生の時はどうだったでしょうか。自分の誤りを確認し、正解との差異を認識するためには間違った部分を確認する事は重要なことです。その点、これまで正式な解答が公開されなかった情報処理技術者試験で解答が確認できるようになったことは大きな進歩だったと思います。
しかし自分の解答がどのように悪かったかを確認するためには、やはり自分の解答を返却してもらうのが一番だと思いますし、可能であればどこが間違っているかを指摘してもらえると最高であると思います。資格試験というとその人の能力の認定のみに視点が固定化されがちですが、業界全体の技術力や知識の底上げという目的からすればそこまで力を入れてみても良いのではないかと思います。
いや、まだ落ちたと決まったわけではない!
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