IT業界のマーケティングを問う:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) IT業界のマーケティングを問う

戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

« 2008年4月2日

2008年4月3日の投稿

2008年4月4日 »

仕事の中では様々な作業やイベントが発生します。中には一見無駄に思えること、自分自身が本来やりたいことに直結しないように思えること、そして何よりも単調な作業の繰り返しや、いわゆる雑用なども日々こなしていく必要があります。

長い目で見れば、そのとき無駄に思えたことが、ある日経験として役に立ったりすることもあります。また、自分が将来行う仕事がどのようなものであるかは予測できませんので、やりたいことと直結していないように見えても、将来やりたい仕事を行うときに思いがけず役に立ったりもします。そういった意味では、直近の作業にも真摯に取り組む必要があります。

また、本来仕事と関係ない雑用であっても、その雑用をこなすに当り、そこから何かを発見したり、何かを得ようという気持ちがあるかどうかによって、これから「やる事」が有意義になる可能性もあります。極端な例ですが、掃除一つでも「作業効率」や「段取り」を考える訓練、また掃除の中で「整理の方法」を発見しようと考えれば、毎日の掃除でも得るものはあります。

”一見無駄に感じることに対して、如何に向上心を持って臨むか”が、毎日の時間を無駄にしないためには重要になります。特にこの春から社会に出る人たちは、まだまだ即戦力というよりも準備期間で、雑用、くだらなく感じる仕事が多くアサインされると思います。しかし、コピー一つ、電話番一つでもその中から得るものは沢山ありますし、自分の希望の仕事はさせてもらえず、関係ない仕事を沢山やらされると思います。そのような環境を我慢するのではなく、そのような状況で如何に自分の知識や引き出しを増やしていくかは、本人の仕事に臨むときの考え方、そして単調な仕事でも、つまらない仕事でも常に考えながら実行するかによって変わってきます。

そして、そのような環境でも、考えて自らの糧にすることで、与えられた仕事の中で最大・最良の結果を生み、より多くのチャンスがめぐってくると思います。

余談ですがIBMの標語に「THINK」というものがあります。直訳すると「考えよ」ですが、どんな仕事に対しても考えることを常に意識すること、それが一種のプロフェッショナリズムであるというようにも解釈できます。同じようにトヨタ方式を初めとした、成功企業の文化に根付いているどんな仕事でも「考えて仕事をする」姿勢が、会社だけでなく本人の人材として価値を高めていくと思います。

つるた

« 2008年4月2日

2008年4月3日の投稿

2008年4月4日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2012年9月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
tsuruta
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ