IT業界のマーケティングを問う:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) IT業界のマーケティングを問う

戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

« 2007年11月17日

2007年11月21日の投稿

2007年11月22日 »

各種の設計作業はあくまでも机上での作業が中心です。特に業務設計では現場の人、または現場の経験者が参画したとしても、いざ設計内容を現場に展開した瞬間に様々な矛盾、問題点、さらには設計のミスが表出します。出来る限りの網羅性を持った検討を行い、出来る限りの知識と調査を行い、設計精度を上げていく努力は欠かせませんが、現実としてはそれでも100%はありえないと思います。

特に設計の請負(上流コンサルティングとも言いますね?)の仕事をしていると、ともするとテストという擬似的な状況、もしくは設計を確認するためだけの過程までしか自らの設計した内容に携わることはありません。しかし、実際には本番でサービスとして使用され、様々な事象に直面して設計の問題点が露呈します。

個人的には自らが設計した内容は許される限り、最後に使われる現場での問題点を把握するために、使用される現場まで確認していこうとしています。それによって自らの設計でかけていた観点、さらには言葉と現実の矛盾を肌を持って理解することができると考えるからです。そしてその経験を持って始めて検討を行った一連の調査、設計、テストがスキルとして身につくと思います。

設計しっぱなし、とりあえずテストが終了したらほったらかし、では作業の段取りのスキルはついたとしても、本当の意味で設計を行うスキル、大げさに言うとアーキテクトとしてのスキルは身につかないと思います。

方針を決めて、きれいな資料を作成し、一連のドキュメント作成する作業も大事だと思いますが、泥臭い仕事として現場でのサービスをもう一度検証して自らの非を探し出すことも成長のための重要なステップだと思います。

つるた

« 2007年11月17日

2007年11月21日の投稿

2007年11月22日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2012年9月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
tsuruta
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ