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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

« 2007年9月1日

2007年9月3日の投稿

2007年9月4日 »

ビジネスで打合せをする時に活発な意見交換があると、生産性も高まりますし、思いがけぬ発見だけでなく、会議に出席した人の意識も高まります。昔のように、沈黙の会議、発言序列のような悪しき慣習は減少してきていると思います。

しかし、その一方で発言方法に関する基本的な考え方がまちまちで、かつ社員教育や同席者からの注意などが行き届いていないようで、会議で起こった活発な議論を無駄にしてしまう場合や、会議そのものの流れや目的を阻害することもあります。

まず、個人の立場でビジネスの現場に出ている人はごく少数だと思いますので、発言には必ず立場が付いて回ることを理解すべきです。一番よく起こることは、個人の意見を会社の意見と同じ方法で発言することです。会社の意見=個人の意見の場合には問題ありませんが、会社の意見や方針に沿っていない個人の意見を、あたかも会社の意見として発言する場合があります。このような場合には、まず意見として”会社の方針であるか”または”個人としての意見であるか”を発言前に明確にすべきだと思います。

また、権限が無いことに関して発言や意見を述べる人がいます。フリーディスカッションや予め会社と権限と発言の関係に関して整理されていれば問題ないと思いますが、何の権限根拠も無い状態で、ビジネス上の交渉としてきわめて重要なことを(理解せずに)平気で発言する人がいます。この場合には、会社内として出席、発言に関して事前に確認をとっておくという行為が必要だと思います。

ビジネスの現場を活性化したい思いは皆同じであっても、立場は各々異なります。活発なディスカッションは思わぬ落とし穴もありますし、最終的には会社と会社の妥協点や合意点を見つけ出すことが会議の大きな目標の一つであると思います。そのためにも、発言の時には、じぶんの立場、権限、さらには意見が個人のものなのか、会社のものなのか、明確にして発言をすることを心がけるべきです。特に、血気盛んな若手にこの傾向が強く見られますが、会社に所属している間は、会社の代表であり、権限が無い場合には個人の意見もなるべく発言しないなど、節度を持った姿勢で会議に臨むべきだと思います。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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