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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

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2007年8月9日の投稿

2007年8月10日 »

インターネットコムと JR 東海エクスプレスリサーチによる調査で、電子マネーを知っている人の約7割が実際に利用しているというレポートが出ています。使用用途としては電車、コンビニエンスストア、地下鉄、バスの順で、その後に店舗の類が続いています。

鉄道での電子マネーの利用は、お金を出す→切符を受け取る→改札する、という3ステップ(自動販売機では2.5ステップくらいですかね)が単純に改札するという行為に集約され、かつ数百円という小銭を扱う行為であるという性質から、電子マネーが本来持つ利便性の価値が出やすい領域ですが、ダイレクトにその使用用途としての高い比率に現れていると思います。

その一方で、鉄道との相乗りによる相乗効果が期待される店舗系はやや苦戦という感じでしょうか。こちらもどちらかと言えば小銭での商品購入時の利便性、さらにはセブンイレブンやAEONなど、電子マネー利用による+@の経済価値の提供により後押しされているのではと推測します。SUICAの利用やEdyの利用に対して、新興勢力となるNANACOやWAONの定着度(カードあたりの利用金額や使用頻度、現金との使用比率等)も知りたいものです。

先日携帯電話を買い替えたことで、ようやくおさいふケータイ対応の機種になりましたが、様々な電子マネーのサービスが提供されていて、かつそれぞれの手続が必要なことから、若干戸惑っています。やはり、電子マネーが”本来のお金”に替わる力を持つためには、もっと共通化され一つのものを登録チャージすることで多くのサービスを購入できる、つまりお金をまとめてお財布に入れれば同じお財布でいろいろな所で支払いができることを実現することが必要なのではと思います。

とりあえず、一通りの大型基盤を確保可能な電子マネー提供会社が出揃い、扱い店舗もある程度拡充された状況だと思います。これからは提携→淘汰の時代に入ると予想されますが、単一でのサービス競争でなく、ユーザへの多面的利便性の提供は当然必要になりますし、それ以上に今後電子マネーの媒体としてカード、携帯電話以外のものへの展開も楽しみな局面に入ってきました。

まだまだ、目を離せない領域です。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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