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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

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2007年8月8日の投稿

2007年8月9日 »

携帯電話の機種変更や新規契約の待ち時間は、短いようで長いです。昨日、あまりの電池の消耗の激しさに耐えかね、端末の変更に行きました。告げられた時間としては50分、午前中でしたので実際にはもっと短くできているだろうと思いますが、安全値として「50分後に取りに来てください」と告げられました。

家の近くであれば、昼時に合わせて外食したり、オフィスの近くであれば会社に戻って仕事をしたり、近くの本屋さんに行ったりしますが、今回は有楽町のビックカメラでしたのでなんとなく店内を見て回っていました。結局50分の時間(実際には40分で取りに行きましたが)で店を見て周り、前から買おうか買うまいか、話題性として内容を確認、体験しておく必要があるかもしれないと迷っていた、Billy's Boot Campを買ってしまいました(こちらのレポートは別途体験してからにします)。

やはり待ち時間、それも若干まとまった時間は買い物好きの人には危険な時間帯です。衝動買いに走る可能性が非常に高いと思います。しかし、逆の見方をすれば待ち時間が発生する、もしくは何もすることの無い、外での手持ち無沙汰な時間には大きいビジネスチャンスがあるとも考えることができます。

かなり乱暴ですが、仮に現在の携帯電話9800万加入のうち、実際に頻用されている回線を2/3としますと約6400万加入、仮に平均で5年に1回の機種変更が均等に発生するとして、1280万回の端末変更処理が起こり、それに付随して(1処理の待ち時間が30分として)640万時間のユーザ時間が待ち時間で消費されていると推定できます。当然前提値も乱暴ですし、実際にはすべての待ち時間が無用に浪費されているわけでもありませんのであくまでも数字の遊びですが、無視できない待ち時間が使われており、この時間帯を別のサービスに誘導することでビジネスが発生する可能性があると思います。

店舗数および店舗あたりの来客者数によって、実際にできることも限定されますし、さらにはターゲットとして考えられる顧客も限定されますが、この数十分に楽しいエンターテイメントや購買欲をくすぐる仕掛け、リサーチとの連動など、携帯電話の機種変更の影で眠っている時間を有効に活用するための仕掛けはいくらでもあるのではと思います。

また、今回は携帯の機種変更で考えていましたが、それ以外にも待ち時間、手持ち無沙汰な時間は結構あります。この時間の隙間を埋めることが携帯のアプリケーションなのでしょうが、携帯電話が使えないシーンも結構あります。ここが狙い目となるのではと個人的にアイデアを膨らませてみています(昨日は出費が伴って痛かったですが…)。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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